ウクライナがシリアに穀物を輸出し、復興支援を行う方針を表明。ロシアの影響力排除を狙う動きが注目される。
この会談では、ウクライナが穀物をシリアに送ることで復興を支援する方針が確認されました。
シェイバニ外相は、ウクライナとの戦略的パートナーシップを結びたい意向を示し、両国の関係強化に向けた前向きな姿勢を表明しました。
ウクライナは、ロシアによる侵略を受けており、ロシアがアサド前政権を支援してきたことから、前政権崩壊をロシアの影響力を排除する好機と捉えています。
シリアの暫定政府は、イスラム過激派「シリア解放機構(HTS)」が主体となっており、ロシアがシリアに持つ軍事基地の存続が今後の焦点となっています。
シビハ外相は、HTSのリーダーであるアハマド・シャラア氏とも会談し、今後も食料支援を続ける意向を示しました。
ウクライナはすでにシリアに小麦粉を発送しており、31日には到着する見込みです。
一方、ロシアはアサド前政権時代に穀物を輸出していましたが、シリアの政権の将来像が不透明であることや支払いの遅れから、供給をストップしたとされています。
このように、ウクライナはシリアへの支援を通じてロシアの影響力を排除し、新たな連携を模索しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/07dc4bcb259ba9e5d6f630dbb74b1affa4cf0061
ウクライナがシリアへの穀物輸出を進めるというニュースに対して、多くのコメントが寄せられました。
特に、ウクライナの小麦が安価であり、これまで中東や西アフリカの資金に余裕のない国々を支えてきたことが指摘されました。
ウクライナは穀物輸送船を保有しており、黒海のオデッサからトルコ経由でシリアに輸送する計画があるとのことです。
コメントの中には、シリアとウクライナが軍事的パートナーシップを結ぶことで、ロシアの影響力を弱体化させる可能性について期待する声もありました。
また、ロシアは中東での影響力を失いつつあり、今後の関係性が微妙に変わるかもしれないという意見もありました。
さらに、ウクライナの義勇兵がシリアに派兵されていることや、ロシアの軍事拠点があるシリアでの戦闘が続いていることも言及されました。
穀物支援を行うウクライナの姿勢に対して、他国への支援に対する批判的な意見もあり、特に日本に対して「自国の問題を解決すべき」といった意見も見受けられました。
全体として、ウクライナの行動が国際情勢にどのように影響を与えるのか、多くの関心が寄せられていたことが伺えました。