韓国政府が北朝鮮軍のロシア派兵を発表したことに対し、米国は確認を行ったが、ロシアはこれを否定。国際的な緊張が高まる中、各国の反応が注目されています。
要約すると最近、韓国政府が北朝鮮軍の兵士がロシアに派遣され、ウクライナ戦争を支援する可能性があるとの発表を行ったことを受けて、国際的な議論が巻き起こっています。
米国の情報によれば、北朝鮮から約3000人の兵士がロシア東部に送られ、軍事訓練を受けているとされています。
米国の国防長官ロイド・オースティンは、北朝鮮軍がロシアにいる証拠があると確認し、ホワイトハウスのジョン・カービー戦略広報調整官も具体的な数を示しました。
しかし、これらの兵士が実際に戦闘に投入されるかどうかは不明であり、北朝鮮の関与がロシアの状況を示すものになると警告しています。
一方、ロシア政府はこの報道を「虚偽の誇張」として否定し、韓国の発表に対しても強く反発しています。
ロシア外務省のザハロワ報道官は、韓国の攻撃用兵器支援の可能性についても警告し、朝鮮半島の緊張が高まる中での発言を行いました。
また、親ロシア派のベラルーシ大統領も北朝鮮の派兵説を否定し、他国の軍隊をウクライナ戦争に巻き込むことはないと述べました。
さらに、NATOの報道官は北朝鮮の派兵がロシアの違法な戦争への支援になる可能性があると指摘し、国際社会の関心が集まっています。
これにより、韓国や西側諸国は北朝鮮の動きに注目しつつ、具体的な対策を模索している状況です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e135ed98f2cabd7a9bb067e6ed22fa1d96477ae4