ウクライナの水上ドローンが黒海でロシアのヘリを撃墜するという前例のない攻撃が成功し、現代の戦争に新たな局面をもたらす可能性が示唆された。
この出来事は、ウクライナ国防省のテレグラムに投稿された動画によって確認されており、ドローンが機銃掃射を巧みに避けながらシードラゴンミサイルを発射し、ロシアのヘリコプターを直撃する様子が映し出されている。
これは、海上から空中の標的を攻撃するという新たな戦術の実現を示すもので、今後の戦争の戦い方に大きな変化をもたらす可能性を秘めている。
ウクライナ国防省情報総局(GUR)の特殊部隊が実施したこの攻撃は、クリミア半島のタルクハンクト岬付近で行われた。
ウクライナ側は、もう1機のロシア軍ヘリにもミサイルを命中させたが、こちらは基地に帰還した。
マグラV5は、偵察や電子戦、精密攻撃など多様な任務に対応する高機能無人水上機であり、その最高速度は時速78キロ、航続距離は最大800キロ、積載量は200キロに達する。
これにより、敵の迎撃を受けにくく、人工知能を搭載した自律航行システムにより精密な機動が可能となっている。
シードラゴンミサイルは元々空対空ミサイルとして開発され、その後空中目標を攻撃するために改造された。
ウクライナのティモフィー・マイロバノフ校長は、これを「世界初の出来事」と称し、今後の戦闘におけるドローンの役割の重要性を強調している。
シンクタンク外交政策研究所のロブ・リーも、GURの発表を引用し、この攻撃の意義を述べている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/374567b6c6876db4bb9cd4ae69e154a6e9e4dec4
ウクライナ海軍がドローンを用いてロシアのヘリを撃墜したことは、戦争の新たな局面を示す歴史的な成功と捉えられ、多くのコメントが集まりました。
特に、ドローン技術の進化に関する意見が目立ち、従来の戦術が変わりつつあることが強調されました。
あるコメントでは、ドローンのアイデアがアニメの「天空の城ラピュタ」に登場するロボット兵に似ていると指摘され、ドローンの機動性や自律性が評価されていました。
また、昔のパラシュート部隊がドローンに置き換わる未来についても言及され、ハイテク戦争の現実味が語られていました。
日本の防衛に関する懸念も多く、特に中国の水上ドローンの脅威についての意見がありました。
対潜ヘリの保有状況や、ミサイルの搭載可能性についても議論が交わされ、戦争における新たなリスクが浮き彫りになりました。
さらに、ウクライナの兵士の脱走や戦局に関する懸念も表明され、ウクライナ軍の状況に対する不安が広がっていることも伺えました。
一方で、ウクライナの戦いを応援する声や、ドローン技術の発展を期待する意見もありました。
全体として、ドローン戦争の進展が今後の戦争形態を大きく変える可能性があるとの見解が多く見られました。