スズキのイグニスが終売となった理由を探る。競合車との厳しい戦いが影響。
魅力的な1.2Lマイルドハイブリッドエンジンを搭載し、140万円を切るスタート価格でリリースされたにもかかわらず、国内市場では期待されたほどの売上を上げることができませんでした。
イグニスはデザインに遊び心を取り入れた車両であり、過去のスズキ車の名前を復活させたものでしたが、なぜヒットしなかったのかが検証されています。
スズキのラインアップには軽自動車のジムニーや人気のハスラーが存在し、特に2017年に登場したクロスビーとの競合が影響を及ぼしました。
クロスビーは同じプラットフォームを使用しつつ、より魅力的なデザインと優れた走行性能を持っていたため、イグニスの人気を奪う結果となりました。
さらに、クロスビーは自動車税の区分でも優位性があり、価格差を埋める魅力を持っていました。
イグニスは小さめのボディサイズと独特のデザインを持っていましたが、ユーザーにとっては頼りなさを感じさせる要因となった可能性があります。
それでも、欧州のコンパクトカーの雰囲気を持ち、扱いやすさやコストパフォーマンスの高さは評価されており、もし競合車種が少なければ、より人気が出ていたかもしれません。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/54808526514384de96f047668b611f67585b726d
スズキイグニスの終売に関するコメントでは、主にデザインや市場での競争についての意見が多く寄せられました。
特に、イグニスがコンパクトクロスオーバーSUVとして登場したものの、人気車ハスラーの影に隠れてしまったという意見がありました。
初期の宣伝が不十分だったため、購買層がイグニスに興味を持たなかったとの指摘もありました。
また、デザインについては、特にリアスタイルが不評であることが強調されていました。
多くのコメントが「ダサい」「デザインがイマイチ」といった感想を述べており、所有欲を満たすものではなかったと感じた人が多かったようです。
さらに、イグニスは日本の狭い道路には適しているものの、サイズ感やデザインが日本人の価値観に合わず、あまり評価されなかったとの意見もありました。
全体として、イグニスの販売不振はデザインや市場の競争に起因するものであったと考えられます。
ネットコメントを一部抜粋
この車は初代のイグニスと同じく、ちょっとクロスオーバー気味のハッチバックだ。
デビュー当時コンパクトクロスオーバーSUVって事で、人気車ハスラーのコンパクトカー版だと各自動車雑誌が囃し立てて推したのが先ずイケナイ。
外から見るとキャビン小さくて狭そうだけどソリオベースだから意外と広いんですよね。
好き嫌いがハッキリ分かれる車だと思う。
日本では大きな車に乗ってる人は偉い人、小さい車に乗ってる人は身分が低い人という価値観があります。