マツダが山口県岩国市に車載用リチウムイオン電池の新工場を建設。2027年度の稼働予定で、年間生産能力は10GWh。地域経済への貢献も期待。
要約するとマツダは2023年1月6日、山口県岩国市に車載用円筒形リチウムイオン電池のモジュール・パック工場を新設することを発表しました。
この新工場では、パナソニック エナジーから調達したリチウムイオン電池セルを使用し、モジュール化とパック化を行います。
完成した電池パックは、マツダの国内車両工場で製造されるバッテリEVに搭載される予定で、特にマツダ初のEV専用プラットフォームに対応したモデルに使用されることになります。
工場の稼働開始は2027年度を目指しており、生産能力は年間10GWhを見込んでいます。
さらに、マツダとパナソニック エナジーは2023年5月に車載用円筒形リチウムイオン電池の供給に関する合意書を締結し、2024年9月には経済産業省から「蓄電池に係る安定供給確保計画」として認定を受けています。
この計画に基づいて、新工場で生産される電池を活用したバッテリEVを市場に提供するだけでなく、地域の雇用創出や経済発展にも寄与していく考えです。
マツダは、この新工場を通じて、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化し、環境に配慮したモビリティの提供を目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9836bfb535359091aca17d387e24416e6963af10