次期衆院選に向けて自公が候補者調整を進め、夏の参院選や衆参同日選の可能性についても議論が活発化しています。党内の不満や支持率低迷が影響を与える中、政権運営が試される状況です。
この会談は7日に行われ、森山氏が提案し公明側が受け入れた形です。
自公は、2カ月前に衆院選を戦ったばかりですが、石破茂首相が夏の参院選に合わせた衆参同日選の可能性に言及したことが背景にあると考えられます。
首相は、党本部での会合で「より良い日本を作るために、党の総力を結集してまいりたい」と述べ、参院選や東京都議選への決意を強調しました。
森山氏は記者会見で、参院選の勝敗ラインを与党で過半数の議席獲得とする考えを示しました。
昨年10月の衆院選で大敗した自公は、今後の通常国会で厳しい運営が予想され、内閣不信任決議案が可決されれば、首相は内閣総辞職か衆院解散を選択せざるを得ない状況です。
首相は衆参同日選の可能性を否定しておらず、野党を牽制するためのカードとしてちらつかせていますが、自民党内では実際に同日選に踏み切る可能性は低いとの見方が大勢です。
閣僚経験者は内閣支持率の低迷を理由に「衆参同日選はできない」と断言し、ダブルで負けるリスクを指摘しています。
また、先の衆院選で発覚した非公認候補への資金支給問題についても、党内での不満がくすぶっており、予算案の成立が見通せなくなれば、党内での不満分子の動きが表面化する恐れがあります。
自民党執行部は、党内の不満を抑えつつ、野党に気を配る政権運営が求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/96bc537bc5a0685b0ee6312d29d172ec7420d86d
次期衆院選に向けた自公の候補者調整や衆参同日選の可能性についてのネットのコメントは、多様な視点を持っていました。
多くのコメントでは、衆参同日選が実現すれば、自民党と公明党の連立政権が議席を減らす可能性が高いとの見方が示されていました。
特に、裏金問題や物価高対策に対する国民の不満が影響し、選挙結果に大きく影響を及ぼすとの意見が多く見受けられました。
また、衆参同日選を行う場合、政権交代の可能性もあるとの指摘もあり、選挙の結果が重要な意味を持つことが強調されていました。
さらに、自公の選挙区調整に対する疑問や、地域における公明党の影響力に対する不満も多く、選挙戦略が有権者の意向を無視しているとの声もありました。
全体として、次回の選挙が政権選択の重要な局面になるとの期待や懸念が寄せられ、投票率の向上を願う意見もありました。
ネットコメントを一部抜粋
衆参同日選挙をするなら、確実に更なる議席減となるでしょう。
自公の選挙区調整は両党の都合のみで、有権者の意向は無視されている。
衆参同日選は「飛んでいる火に夏の虫」であり、あり得ないと思います。
物価高対策や能登復興をそっちのけで、媚中媚韓政策が続いている。
自民党としては衆参ダブル選挙で議席を回復したいが、厳しそうです。