衆院選で自民党非公認候補への2000万円支給問題が浮上し、党内外から批判が相次いでいる。野党は政治の透明性を求め、自民党は接戦を強いられている。
この問題は、産経新聞社とFNNが実施した情勢調査でも浮き彫りになっており、自民党と公明党が接戦を強いられていることが明らかになった。
非公認候補への活動費支給については、党執行部の対応に対する批判が身内からも公然と上がっており、特に元自民党政調会長の萩生田光一氏は「ありがた迷惑」と発言し、支給の意図に疑問を呈した。
さらに、同じく非公認の小田原潔氏も「勝手に振り込まれて困惑するだけ」と語り、党の方針に対する不満を示した。
立憲民主党の野田佳彦代表は、街頭演説でこの問題を取り上げ、「裏の公認料と考えるのが常識」と批判し、政治の透明性を求める声を強めた。
一方、自民党の石破茂首相は、外交や経済の問題に焦点を当てつつも、「政治とカネ」の問題を指摘する野党に対して強い反発を示し、「無責任な人たちに国を任せることはできない」と訴えた。
公明党の石井啓一代表も、旧民主党政権の問題を引き合いに出し、現在の政権への信頼を強調した。
しかし、2000万円支給問題が選挙戦に与える影響は大きく、特に接戦区では敗因に繋がる可能性があると懸念されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2aafb82fdd249339cc7e87329000086805757789
自民党が非公認候補に2000万円を支給した問題についてのコメントでは、支給の理由やその公正性に疑問が呈されていました。
特に、多くのコメントが非公認候補に対する支給が党の支援の意味を無効化していると指摘し、政党助成金の使用方法について不満を表明していました。
国民の税金が使われている以上、納得のいく説明が必要だという意見が目立ちました。
また、政治と金の問題が争点となる中で、このような支給が行われること自体が理解できないという声もありました。
支給を受けた非公認候補者が当選した場合、公認候補に変わる可能性があることも懸念され、これにより自民党に対する不信感が増す結果となったとされています。
さらに、裏金問題への言及もあり、自民党の体質が変わらない限り信頼回復は難しいという意見がありました。
国民の期待に応えるためには、透明性のある政治活動が求められているという意見が多く寄せられました。
ネットコメントを一部抜粋
この2,000万円に関する自民党の説明には納得いかない。
非公認候補者に対して2,000万円もの支給はその境を有名無実化したと言わざるを得ない。
このお金は国民の血税です。
自民党も自民党だ。
議員個人に出したのではないなんて言い訳が通用すると思っていること自体大間違いだ。
非公認候補側の「バレちゃったから」対応という動きそのものが裏金問題と構図が似ていると思います。