ウクライナのゼレンスキー大統領の支持率が、戦争の影響で52%に急落。信頼度も低下し、任期満了後も戒厳令下で職務を続けることへの疑問が高まっている。一方、北朝鮮軍の兵士がロシア戦線に配備されていることも確認された。
キーウ国際社会学研究所(KIIS)の調査によると、ゼレンスキーの信頼度は52%にまで低下しており、これは戦争が始まった2022年3月に90%を記録した後の最も低い数字である。
特に昨年2月と5月に米国とEUからの軍事支援が滞り、ロシアの空襲が激化したことが影響を与えた。
調査結果では、ゼレンスキーを「信頼しない」と回答した人の割合が急増し、2022年3月の7%から2024年12月には39%に達した。
フルシェツキー専務理事は、信頼する人は依然として多いが、その数も減少傾向にあると指摘している。
また、ゼレンスキー大統領の任期は昨年5月に満了しており、戒厳令の下で職務を続けていることに対する疑問も高まっている。
野党やロシアは、ウクライナ憲法における戒厳時の議員任期延長の規定があるものの、大統領の任期については明記されていないため、資格を問う声が上がっている。
フルシェツキー氏は、信頼の低下が大統領制そのものに致命的な打撃を与える可能性があると警告している。
一方、北朝鮮軍の兵士がロシア戦線に配備されていることが確認され、親ウクライナ系のテレグラムチャンネルでは、北朝鮮の自走砲が戦場に現れたとの映像が公開された。
死亡した北朝鮮兵の遺留品には、労働党入党請願書が含まれており、戦死者の中には将校もいたと見られている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/418e0b62d49c0b06cbb09940ab90c3407cf5f06d
ゼレンスキー大統領の支持率低下について、多くのコメントが寄せられました。
国民の戦争に対する疲れや、政権運営への疑問が支持率に影響を与えているという意見が目立ちました。
特に、徴兵年齢の引き下げや動員政策に対する不満が強く、戦争を終結させるための具体的な道筋を示さないことが国民の不安を煽っているとされます。
また、戦争直後の支持率は高かったものの、戦況が厳しくなるにつれて徐々に支持が減少する傾向が見られました。
ある調査によれば、ゼレンスキーの再選を支持する人はわずか16%であり、出馬を望まない人が50%に達するという結果も報告されています。
これは、国民の間で他の候補者への期待が高まっていることを示唆しています。
さらに、ゼレンスキー政権の運営に対する疑念が広がり、特に戦争中における国民生活の厳しさや、支援の透明性に関する問題が指摘されました。
国民の心情が揺らぐ中、支持率52%という数字も「最低値」として捉えられ、政権交代や新たな指導者の必要性が論じられるようになりました。
これらの要因が重なり、ゼレンスキー大統領の支持率は急落したと考えられます。