日系自動車メーカー3社が中国市場で前年割れの新車販売台数を発表。EV市場の競争が激化する中、対応強化を進める。
トヨタ自動車は177万6000台で前年比マイナス6.9%、ホンダは85万2269台でマイナス30.9%、日産は69万6631台でマイナス12.2%と、いずれも前年割れの状況です。
中国政府がEV(電気自動車)や新エネルギー車の普及を推進する中、地元のEVメーカーであるBYDが販売台数を大幅に伸ばしており、日系メーカーは厳しい競争に直面しています。
特にホンダは、2024年に新たに2つのEV専用工場を稼働させることで、生産・販売の強化を図る意向を示しています。
また、寒冷地ではガソリン車の需要が依然として高く、トヨタは2024年の販売台数における電動車の比率が48.4%に達する見込みですが、その多くはハイブリッド車です。
このように、地域によって異なるニーズを把握しながら、日系自動車メーカーは新エネルギー車への対応を進め、中国市場での巻き返しを狙っています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c464776d284679ced90edfa05663e2db58a135a3
日系自動車メーカーが中国市場での競争に苦戦していることが、多くのコメントで言及されました。
特に、中国市場の特性や政府の政策が海外企業にとって厳しい環境を作り出しているとの指摘がありました。
例えば、中国の補助金政策や国産車の優遇措置が、海外勢にとっては勝ち目のない状況を生んでいるとの意見がありました。
このような背景から、経営陣は次の時代に向けた戦略を考え、実行に移す必要があると強調されました。
さらに、日本車の技術や品質が中国の国産車に対して遅れを取っているとの懸念が示され、特に新エネルギー車の選択肢としての競争力が問われました。
日本の企業が合弁会社を通じて技術を流出させることが、今後の競争において不利に働く可能性も指摘されました。
多くのコメントでは、中国依存からの脱却や、国産メーカー同士の協力が必要であるとの意見が見られました。
結局、日系自動車メーカーが中国市場で生き残るためには、独自の技術を守り、他国市場での戦略を再考することが求められているといえるでしょう。
ネットコメントを一部抜粋
日本市場の冷え込みを中国と北米で補ってきたが、成長が続くわけではない。
中国市場は自由市場ではなく、勝ち目はないと感じている。
トヨタのマルチパスウェイ戦略があれば、各市場に最適な車を提供できるはず。
中国が国産車を育てている以上、海外勢は厳しい状況に直面している。
中国依存を止めるべきで、技術も市場も奪われるのは良くない。