TOYOTA GAZOO Racingがスーパー耐久シリーズにミッドシップ化したGRヤリス Mコンセプトを投入。レースデータを活用し、クルマづくりの新たな可能性を追求します。
この新型車は、GRヤリスをミッドシップ化したもので、モータースポーツを起点にしたクルマづくりを進めるTGRの新たな挑戦を象徴しています。
TGRは、2025年からニュルブルクリンク耐久シリーズ（NLS）とスーパー耐久シリーズに、TOYOTA GAZOO ROOKIE Racing（TG-RR）として参戦することを発表しました。
TG-RRは、TGRとROOKIE Racingが一体となり、プロドライバーたちとともにレース活動を展開します。
プレスカンファレンスでは、モリゾウがアメリカでの発表を終えた後の疲労感を伝えつつも、重要なトピックとして『GRヤリス Mコンセプト』が紹介されました。
この車両は、直列4気筒2リッターターボエンジンを搭載し、エンジンをドライバーの後方に配置することで、さらなる性能向上を目指しています。
開発の目的は、レースという過酷な環境での走行データを基にした『ドライバーファーストのクルマづくり』であり、プロドライバーや一般ドライバーからのフィードバックを重視しています。
これにより、TGRは新たなモータースポーツの可能性を追求し、将来的な市販車への展開も期待されています。
また、ミッドシップ車両の特性として、クイックな回頭性が挙げられ、かつてのミッドシップモデルであるMR-2やMR-Sの復活を期待する声も上がっています。
新たな挑戦がどのような成果をもたらすのか、今後の展開に注目が集まります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/66c7b48b028daf4690f82dadadf83e79e165cdc0