リープモーターがブリュッセルモーターショー2025に初出展し、EV市場でのグローバル展開を加速。コンパクトEV『T03』とSUV『C10』を展示予定。
この出展は、ステランティスとの合弁会社「リープモーター・インターナショナル」の設立からわずか数か月後に行われるもので、リープモーターが49%、ステランティスが51%の出資をしています。
この戦略的パートナーシップは、中国製の新エネルギー車(NEV)のグローバルな販売拡大を目指すもので、ステランティスの豊富なリソースとビジネスノウハウを活用する狙いがあります。
出展されるモデルは2つあり、1つ目は都市向けのコンパクトEV『T03』です。
この5ドア車は、AセグメントながらBセグメント並みの室内空間を持ち、265kmのWLTP航続距離を誇ります。
また、JDパワーの初期品質調査でコンパクトBEVセグメントの1位を獲得した実績もあります。
もう1つは、グローバル市場向けに開発されたSUV『C10』です。
このモデルは国際的なデザインと安全基準を満たし、最近のNCAP(新車アセスメントプログラム)で5つ星評価を獲得しました。
C10は、手頃な価格で本格的な電気自動車への移行を望む家族向けの選択肢として位置付けられています。
リープモーターの最新技術を搭載し、LEAP 3.0アーキテクチャや集中型電子構成、Cell-to-Chassis (CTC) 2.0技術、インテリジェントコックピットが特徴です。
Dセグメントのサイズ感を持ち、420kmのWLTP航続距離、高い安全性能を誇ります。
また、シート素材には欧州連合のOEKO-TEX STANDARD 100認証を取得した環境に優しい有機シリコン素材が使用されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6dc126722c516ca9c7a04f315aaeb9ab9ede9efc
リープモーターがブリュッセルモーターショー2025で初めて出展し、EV戦略を発表したことに対して、ネット上では多くの意見が寄せられました。
特に、中国製BEV(バッテリー電気自動車)が欧州市場に浸透していることが強調されていました。
コメントの中では、BEVの有用性が広まり、気候変動対策に敏感な欧州では、家庭での太陽光発電と組み合わせて電気を蓄え、充電するライフスタイルが普及する可能性が指摘されていました。
このような流れが続けば、日本の自動車メーカーのシェアが劇的に減少するのではないかという懸念も表明されていました。
また、北米や東南アジア市場でも、中国製BEVが拡大していることが言及され、特に若者層の間での需要が高まると予想されていました。
さらに、中国の自動車業界についても、売り先が限定的であるため将来的に不安定になる可能性があるとの見解が示されていました。
全体として、リープモーターの出展をきっかけに、EV市場の変化や競争の激化が注目され、各国の自動車産業に影響を与える可能性があるという意見が多く見受けられました。