北朝鮮のキム・ヨンボク副参謀長がロシアに入国し、北朝鮮軍部隊の統括役として活動を開始。金正恩氏の側近であり、両国の軍事的連携が強化される可能性。
キム氏は「暴風軍団」として知られる特殊部隊の第11軍団の指揮を歴任し、金正恩朝鮮労働党総書記の側近でもあります。
ウクライナ当局は、ロシア軍が作成した北朝鮮派遣部隊の幹部リストを入手し、キム氏がその最上位に位置付けられていると報じています。
金正恩氏は、派遣部隊のトップに自身の側近を据えることで、ロシアの侵攻に対する北朝鮮の関与を明確にし、両国の軍事的連携を強化する狙いがあると考えられています。
キム氏のロシア入国の具体的な時期は不明ですが、少なくとも今月24日にはロシアに滞在していたことが確認されています。
さらに、キム氏は今年に入り、金正恩氏の軍訓練や建設現場の視察に頻繁に同行しており、6日の報道では金氏の砲弾発射訓練の現地指導や、軍部隊を動員した工場建設の視察にも姿を見せていました。
この動きは、北朝鮮とロシアの関係が一層深まる兆しを示しており、国際社会からの注目を集めています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c1aa21d6cf55cfd7b914c8101f1186528045ecc3
ネットのコメントでは、北朝鮮の軍部高官がロシアに派遣されたことに対する様々な意見が寄せられました。
まず、過去の事例として朝鮮戦争における中国人民志願軍のように、形式的な義勇兵としての参戦が指摘され、北朝鮮のキム・ヨンボク副参謀長がその指揮をとる可能性があることが懸念されました。
コメントでは、侵攻や戦争の定義が不明確であり、第三国の介入が事態を深刻化させるとの意見がありました。
特に、日本にとっては大きな懸念であり、国民は日常生活を守るために巻き込まれることを避けたいと考えている様子がうかがえました。
また、キム・ヨンボク氏が北朝鮮の軍事訓練に精通していることから、北とロシアの軍事協力が進む可能性があるとの見解もありました。
さらに、北朝鮮がロシアとの関係を強化し、実戦経験を得ることで韓国にとって将来的な脅威となることが懸念されていました。
ロシアと北朝鮮の同盟が深まることで、ウクライナ戦争が北東アジアの安全保障問題に影響を及ぼす可能性も指摘され、国際社会の抑止力が機能しない場合のリスクが強調されました。
これらのコメントからは、北朝鮮の動きが地域や国際情勢に与える影響についての深い関心と不安が表れていました。