共産党、参院選で自力発揮を目指すも党勢回復は難題

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共産党は参院選で8議席以上を目指すが、党員の高齢化や減少が課題。自力を重視し、SNS活用を呼びかける一方、共闘には静観の姿勢。

要約すると共産党は11日、第4回中央委員会総会を開催し、夏の参院選で改選7議席を上回る8議席以上の獲得を目指す決議案を全会一致で採択しました。

先の衆院選では、共産党は野党共闘を限定的に行ったものの、結果として議席を減少させたため、参院選では「自力」の発揮に重きを置くとしています。

具体的には、比例代表で650万票、得票率10%以上、5議席以上の確保を目指すとともに、埼玉、東京、京都の3選挙区で現職議席を「絶対確保する」ことを宣言しました。

衆院選での敗北の要因として、党の自力不足を挙げ、参院選ではSNSを活用して党の魅力を積極的にアピールするよう呼びかけています。

一方で、これまで重視してきた「共闘」については静観の姿勢を示しており、田村智子委員長は改選1人区での野党共闘の方針を明確に示さなかったことが注目されます。

田村氏は、安全保障関連法は野党共闘の原点であるとしつつも、各党の通常国会での対応を見て決定すると強調しました。

共産党は立憲民主党の保守的な姿勢に反発し、衆院選でも共闘を限定的にとどめた経緯があります。

立憲民主党は参院選で自民、公明両党を過半数割れに追い込む目標を掲げており、共産党も独自に戦う姿勢を示しています。

しかし、党員の高齢化や減少といった構造的な問題に対処するのは容易ではなく、党内でのパワハラ問題や抗議運動も広がっています。

田村氏は「自ら風を起こすことが求められている」と強調し、党勢の回復に向けた取り組みを促しています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/982b15551c8ebab1699e0f28fdea07ebf7854754

ネットのコメント

共産党は参院選において自力での党勢回復を目指したものの、結果的には厳しい状況に直面していました。

ネットのコメントでは、支持層の高齢化が進んでいることや、党内部の硬直性、外部への発信不足が影響しているとの指摘が多く見られました。

特に、党名変更や大幅な改革の必要性が強調され、党の方針を見直すことが求められていました。

また、他の野党との連携が必要であるとの意見も多く、共産党が単独での党勢拡大を図ることは極めて難しいとされていました。

選挙においては、過去の惨敗を受けても責任を取らない姿勢が批判され、党内の民主的な要素が欠如しているという声もありました。

さらに、支持を増やすためには、これまでの方針を変えなければならないが、それができないことで古い支持者との対立が生じる懸念もありました。

全体として、共産党は新しい支持層を獲得し、変革を進める必要があるという意見が多く寄せられていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 党として守らなければいけないスタンスが何なのかを明確化する必要があった。

  • 具体的な対策をして来なかったので、ジリ貧になるのは目に見えていた。

  • 共産党は頭打ちで、今後も単独での党勢拡大は極めて厳しい。

  • 党内で言論弾圧をし、民主的要素がかけらもないから自浄能力は皆無だった。

  • 生活に困っている若い人に改革を訴えるべきだった。

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