スバルが「レガシィ アウトバック」の販売を2025年3月で終了することを発表し、36年の歴史に幕を下ろします。ネット上では多くの感謝と惜しむ声が寄せられています。
これにより、36年間続いてきた「レガシィ」シリーズの歴史に幕が下ろされることになります。
レガシィシリーズは1989年に始まり、初代モデルはスタイリッシュなデザインとスバル独自の水平対向エンジン、AWD(四輪駆動)を搭載し、高い走行性能で人気を博しました。
特に、ツーリングワゴンは実用性と優れた走行性能で市場をリードし、1994年には北米市場向けにクロスオーバーSUV「レガシィ アウトバック」が登場しました。
時代に合わせて進化を続け、2021年には現行モデルが登場しましたが、2024年現在、国内で残っているのは「レガシィ アウトバック」だけとなっています。
スバルは、アウトバックの終了理由を「国内市場での役目を果たした」とし、今後はより小型のワゴンSUVに集約する方針です。
特に、2023年に登場した日本専用車「レヴォーグ レイバック」や、新型「フォレスター」の国内導入に期待が寄せられています。
また、レガシィ アウトバックの30周年を記念して特別仕様車が発売され、エクステリアやインテリアに高級感を演出したモデルが登場しました。
ネット上では、レガシィの販売終了に対して多くの反響が寄せられ、「素晴らしいクルマをありがとうございました」や「レガシィはスバルの大きな遺産だった」といった称賛の声が集まりました。
さらに、復活を望む声や、スバルの今後の展開に注目するコメントも多く見られ、レガシィの存在がいかに多くの人々に愛されてきたかを物語っています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/10b43ecb4c7914414522db7504f550a99ba67120
スバルのレガシィ販売終了に関するコメントは、ユーザーの愛着や思い出を強く反映していました。
多くのコメントが、レガシィの運転の楽しさや耐久性を称賛し、特にEJ20ターボエンジンの爽快さや、冬道での安定感を挙げていました。
長年レガシィに乗り続けた方々は、売却を考えた際に感じた後悔や、憧れの存在が消えることへの寂しさを強調していました。
また、レガシィが日本のステーションワゴン文化に与えた影響を評価する声も多く、特に初代モデルが日本市場におけるワゴンの地位を確立したことが語られました。
さらに、販売価格の高騰や北米市場へのシフトに対する疑問も見られ、スバルが国内市場を軽視しているのではないかとの懸念が示されていました。
全体として、レガシィの販売終了は多くのファンにとって寂しいニュースであり、今後のスバル車に対する期待や不安も交錯していたのが印象的でした。
ネットコメントを一部抜粋
中高生の頃見たレガシィへの憧れが消えず、BL/BPレガシィを2台乗りました。
冬道の安定感は他の車にないものでした。
日本にステーションワゴンというジャンルを根づかせた、レガシィという車種がなくなってしまうのはとても残念です。
レガシィをリリースする前のスバルは、若い世代や車好きからはダサいメーカーとして敬遠されていました。
レガシィの名前が日本から消えるのは前から言われてたけど本当になくすのか。