ロシアで偽装された「メード・イン・ジャパン」商品が増加。日本のブランド力に影響を及ぼす恐れがある。
モスクワのスーパーマーケットでは、日本語のラベルが付けられた食品や日用品が目立ち、実際にはロシア製であるにもかかわらず、日本の高品質なイメージを利用して販売されている。
たとえば、洗濯洗剤「純度」や幼児用おむつ「ヨーコサン」、缶ビール「エボシ」などが例として挙げられるが、これらは日本製ではなく、製造元はロシア企業である。
日本語の表記は機械翻訳によるもので、内容が不明瞭なものも多い。
これらの商品の価格は、一般的なロシア製品よりも高いにもかかわらず、消費者に受け入れられている様子が見受けられる。
製品の裏面には、日本国外で製造されたことが小さく記載されているが、消費者がそれを確認することは少ないと考えられる。
このような状況が続くと、日本の国際的なブランド力が低下する恐れがあり、日本企業や製品の信頼性に影響を与える可能性がある。
ロシア市場における日本製品の価値を守るためには、消費者の認識を高めることが重要である。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bc01b990b72a34e3d97d247be668b79efde32839
ロシアで広がる偽装日本製品についてのコメントには、文化的な視点や経済的な影響が多く含まれていました。
コメントの中には、昔の日本での外国製品への憧れと、今のロシアにおける日本文化への興味が対比されていました。
特に、ロシアの消費者が日本製品に対して高い信頼を持っていることが強調され、偽ブランドの出現がその信頼を揺るがす可能性が指摘されていました。
また、ウクライナ戦争の影響でロシア経済が厳しくなり、物価上昇が続く中で、安価な中国製品が流入している現状も報告されていました。
これにより、ロシア国内では日本製品を名乗る偽ブランドが増え、消費者が本物と偽物を見分けることが難しくなっているという意見が多く見られました。
さらに、偽装が進むことで本物の日本製品の価値が相対的に上がるのではないかという意見もありました。
一方で、偽ブランドの流通は日本企業や通産省にとって注意が必要な問題であり、商標権の侵害が懸念されているとの声もありました。
消費者の中には、偽ブランドに対する認識が高まっている一方で、ロシアの人々が本物の日本製品を求め続ける姿勢も伺えました。
全体として、ロシアでの偽装日本製品の問題は、文化的な誇りや経済的な影響が交錯する複雑な状況を反映していると言えます。
ネットコメントを一部抜粋
昔は日本でも、場末のスーパーなどで英語がプリントされたTシャツがよく売られていて、意味も解らずカッコいいと感じていたが、今は逆転現象で意味不明の日本語をプリントしたTシャツが外国人に人気だ。
ウクライナ侵攻が始まった当初、外貨流出が激しくて、政策金利を21%まで引き揚げて止めようとし、その後落ち着いて17%まで下げたが、ここに来てまた資金流出が始まり、更に物価上昇率が8%を越えてしまったので、また金利を21%に引き上げたとのこと。
日本でも土産物に似たようなことはある。
ロシア国内でもチェーン展開をしていた丸亀製麺はウクライナ侵攻を受けてロシアから撤退したが、それをそのまま居抜きで使って「マル」という店名で現地企業が商売をしている。
偽モノが蔓延すればする程、本物の価値が上がるのでは?SNSの時代、偽日本製なんて腐る程あることは認識されてると思います。