全豪オープンでスビトリナがロシア選手に勝利し、ベスト8進出。彼女はウクライナの魂を象徴し、勝利を通じて国への想いを語った。
要約すると2023年1月20日、全豪オープンの女子シングルス4回戦で、ウクライナのエリーナ・スビトリナがロシアのV・クデルメトバを6-4, 6-1で下し、6年ぶり3度目のベスト8進出を果たしました。
スビトリナはこの大会に12度目の出場で、過去の最高成績は2018年と2019年のベスト8です。
今大会では、1回戦でルーマニアのS・チルステア、2回戦でアメリカのC・ドールハイド、3回戦でイタリアのJ・パオリーニを破り、16強入りを決めました。
4回戦では、序盤に2度のブレークを許し1-4と劣勢に立たされましたが、その後5ゲームを連取して逆転。
第2セットではファーストサービスの成功率が82%に達し、相手にブレークポイントを与えず、1時間23分で勝利を収めました。
ロシアによるウクライナ侵攻から約3年が経過し、スビトリナは対ロシア選手との対戦で9戦全勝を記録しています。
試合後、彼女は「ウクライナの魂」と書かれたサインをカメラに向けて示し、ウクライナに対する思いを語りました。
「私の闘志はウクライナの魂そのものであり、特に今は非常に困難な時期。
試合に勝つことで少しでも光をもたらすことが私の責任」と述べ、ロシア選手との握手ができる日が来るかとの問いには、悲しみを抱えた心情を表明しました。
準々決勝では第6シードのE・ルバキナか第19シードのM・キーズと対戦する予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e285e20e35043e49c2298110464f921605153705