日産のe-POWERは加速性能と燃費に優れていますが、復活にはシステム改善が必要です。
現在、e-POWERシリーズはグローバルに展開され、累計生産台数は150万台を超えていますが、その一方でいくつかの弱点も指摘されています。
特に、日産が復活を果たすためには、e-POWERシステムの改善が不可欠です。
著者は自身の経験をもとに、e-POWERの長所と短所、そして今後の展望について考察しています。
e-POWERの魅力の一つは、中低速でのリニアな加速フィーリングです。
常時モーター駆動による強力なトルクが、一般的なガソリン車と比較しても優れた加速力を実現し、アクセル操作に対する反応も良好です。
また、燃費性能も高く、特に丁寧な加減速操作を行うことで、リッター20km/Lを超えることも可能です。
著者の実際の体験では、4WDのノートオーラは最高実燃費25km/Lを達成し、カタログ値を上回る結果を記録しています。
これらの特徴により、e-POWERは競合のハイブリッド車と対抗できるポテンシャルを持っていると評価されています。
しかし、日産が市場での競争力を維持するためには、e-POWERシステムのさらなるブラッシュアップが求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/44f92b80b3b35d90e7374542a78bada08da5770b
コメントの内容では、日産e-POWERに対するさまざまな意見が交わされました。
特に燃費性能については、高速道路での燃費が悪化することが多くのユーザーから指摘されており、中には「高速で燃費が落ちるのは事実」との声もありました。
これに対して、一般道路では比較的良好な燃費を記録することができるという意見もあり、状況によって異なる結果が出ることが強調されていました。
また、トヨタのハイブリッド技術に対する優位性も指摘され、e-POWERが今後競争力を維持するためには、さらなる技術革新が求められるとの意見が多く見受けられました。
さらに、ユーザーからはe-POWERのシステム自体に対する改善提案や、より魅力的な車種の開発を期待する声もありました。
日産の経営陣や開発部門への期待と同時に、今後の課題として燃費性能や市場競争力をどう改善していくのかが重要なポイントとして浮かび上がりました。
ネットコメントを一部抜粋
オーラで35度越えの猛暑化での平均燃費は11〜13km/L、1月の気温5度の条件下では13〜15km/Lならハイブリッドとしては正直厳しいものがありますね。
ライターさんが書かずとも、日本市場だけでなく各仕向地向けに細かな問題解決やそのための改良案など社内ではたくさん出ていたのだと思います。
エクストレイルに乗っていますが、高速道路もプロパイロットで120km/h巡航で16〜18km/lくらいは走りますよ。
燃費最重視ならトヨタのTHS。
ヤリスハイブリッドが市販車で燃費性能世界一なのもTHSのおかげ。
e-POWERは良いとして、それに搭載されるエンジンを発電用に最適化するとか言ってなかったっけ？