トヨタの「ブレイド」は、コンパクトなボディにV6エンジンを搭載した豪華なハッチバックで、今もなお多くのファンの心を掴んでいます。高級感あふれる内装と力強い走行性能が魅力です。
このモデルは、トヨタの「カローラ」を基にしながらも、豪華な内装と強力なエンジンを備え、まるで「小さなクラウン」とも言える存在感を持っていました。
ブレイドは、「大人しくない大人に、ショート・プレミアム」というコンセプトで設計され、エクステリアにはクラウンを思わせるデザインが施されています。
特に、ヘッドライトやテールライト、シルバー塗装のリアバンパーが高級感を演出し、独特の「b」エンブレムが特別感を強調しています。
インテリアも豪華で、スエード調表皮やチタン調塗装のシートが上質な空間を提供しています。
パワートレインには、2.4リッターエンジンと3.5リッターV6エンジンの2つのバリエーションがあり、特にV6エンジンモデルは280馬力を誇り、高い走行性能を実現しています。
また、専用チューニングを施したサスペンションや豪華な装備が選べるパッケージも用意されていました。
しかし、当時の市場では「ハッチバック=手頃なモデル」というイメージが強く、コンパクトプレミアムカーというジャンルが確立されていなかったため、販売は振るわずに生産終了となりました。
それでも現在、中古車市場ではブレイドが多く流通しており、特に豪華な装備と大排気量エンジンを求めるユーザーにとって魅力的な選択肢となっています。
ネット上では「今見ても高級感ある」「内装がゴージャス」といった声や、「V6エンジンはロマン」「小さいボディに大きいエンジンは今後出ないだろう」といった惜しむ声が多く寄せられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/31e4aac8c811954bae3c2f7b813fb19f930dfa60
トヨタの「ブレイド」は、面白いクルマとして多くの人に認識されていましたが、その魅力はスポーツ性能と高級感のどちらに重きを置くべきかが曖昧だったため、評価が分かれていたようです。
特に、ブレイドマスターに搭載されていたエンジンは、エスティマからの流用であり、スポーティさには欠けていたとの意見がありました。
さらに、当時のトヨタのスポーツエンジン不足も影響していたと考えられています。
これにより、ライバルのゴルフGTiやR32と比べると、ボディ剛性などで見劣りしてしまったようです。
また、ブレイドはクラウンからのダウンサイジングの受け皿として企画されたものの、実際にはクラウンからの乗り換えユーザーは少なかったとのことです。
内装の豪華さやエンジンの響きには魅力を感じる人もいたものの、サスペンションの柔らかさや前輪への負担が気になるという声もありました。
全体として、悪い車ではないものの、特に心をときめかせる要素には欠けていたようで、足回りやエンジンに対する不満が多かったことが印象的でした。
最近、ブレイドマスターに関する記事が増えていることに対しても疑問を持つコメントが見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
面白いクルマではあったけど結局スポーツに振りたいのか高級感に振りたいのか分からないままだった。
ブレイドマスターのエンジンはお世辞にもスポーティとは言えなかった。
クラウンからのダウンサイジングの受け皿として企画された車だった。
内装豪華なハッチバック国産NAエンジン3.5Lだったが、サスがぐっにゃぐにゃだった。
最近やたらとブレイドマスターの記事を見るけどなんかあった?