トランプ氏が中国に10%の追加関税を課す意向を示し、フェンタニル流入問題を指摘。これにより株式市場は反応を示しました。
この発表は、トランプ氏が就任初日にメキシコとカナダに対して25%の関税を予告したことに続くもので、中国に対する新たな関税の方針は、政権の初期に導入された関税が依然として効力を持っていると述べるにとどまりました。
今回の方針変更の背景は不明ですが、トランプ氏は大統領選の公約の中で、中国からの輸入品に対して60%の関税を提案していました。
会見では、中国からメキシコ、カナダを経由して大量の合成麻薬フェンタニルが米国に流入していることを指摘し、関税発動によって中国が取り締まりを強化する可能性があると主張しました。
トランプ氏は、習近平国家主席との最近の対話を通じて、フェンタニルの流入を止める必要があると伝えたことを明らかにしました。
また、彼は自身の政権時代に習氏との交渉により、麻薬を米国に送り込む密売人に対して死刑を適用することに合意していたとしながら、バイデン前大統領がその取り組みを引き継がなかったと批判しました。
この発表を受けて、米株式市場では関税強化がインフレを悪化させる懸念が広がり、ダウ工業株平均は500ドル以上値上がりしました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/90fe7707f3ecfb8a38c467b080de5923bf067189
トランプ氏が中国に追加関税を発表したニュースに対して、ネット上では多様な意見が交わされました。
関税の実施タイミングについては、即座に実行しないと中国から出た貨物船が急増する可能性があるとの懸念が示されました。
具体的には、荷役開始を遅らせる措置を提案するコメントもあり、これにより中国の利益が減少するのではないかという意見がありました。
また、日本にとっては、カナダやメキシコ、中国への追加関税が良い影響をもたらすのではないかとの見解もありました。
特にアメリカからの半導体協定による影響を受けている日本にとって、トランプ氏の関税政策が恩恵となる可能性があると指摘されました。
さらに、今年は対中国との関係が一層厳しくなるとの予測もあり、冷戦のような状況になるかもしれないとの意見もありました。
過去の関税戦争を振り返ると、今回の発表が特に驚くべきことではないとの冷静な見方も存在しました。
一方で、追加関税が10%という数値については常識的な範囲と捉える意見や、トランプ氏がもっと高い税率を設定してもよかったのではないかとの疑問も寄せられました。
最後に、トランプ氏に対して、慎重に進めるべきだとの意見があり、親中派を一掃する必要性が強調されました。
ネットコメントを一部抜粋
関税は、即座に実行しないと中国から出た貨物船が急遽アメリカの港湾に増えると思う!
日本にとっては、カナダ、メキシコ、中国への追加関税はいいこと
対中国と完全にやり合う今年になりますね。
前期の時も関税戦争はありました。
トランプさん!もっと高い税率だったんじゃないか?