ロシアのウクライナ侵攻における北朝鮮兵の死傷者が約3分の1に達し、今後増援が送られる見込みです。
米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)の報道によると、米国防当局の高官が「北朝鮮が今後2カ月以内に増援を送ると見込まれている」と述べました。
派遣された北朝鮮兵は約1万1千人から1万2千人とされ、そのうち「約3分の1」が死傷した可能性があるとウクライナと米国の当局者が指摘しています。
この増援の動きは、戦闘での損害を補充するためと考えられています。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、北朝鮮兵がロシア軍と共にウクライナ軍の越境攻撃に参加していることを示唆し、彼らの戦闘能力についても言及しています。
ウクライナ軍のシルスキー総司令官は、北朝鮮兵士が「かなり戦意が高く、十分に訓練されている」と評価し、彼らがウクライナ軍にとっての脅威となっていることを強調しました。
ウクライナ軍は昨年8月、クルスク州への電撃的な越境攻撃を行い、同州の1300平方キロを占領したと発表。
しかし、その後ロシアは北朝鮮兵を投入し、反撃を強化しました。
ロシア国防省は今月中旬、約800平方キロを奪還したと主張しています。
このように、北朝鮮兵の戦闘参加は、ウクライナとロシアの戦局に大きな影響を与えていることが明らかになっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/97609f8777b4a28e2b270eb91a012d9c1de53985
北朝鮮兵の死傷者と増援に関するコメントは、さまざまな視点からの意見が集まっていました。
まず、北朝鮮軍の兵士が多くの命を失っている現実が強調され、これは国際社会が無視すべきではない重大な問題であると指摘されていました。
特に、戦争における死者と負傷者の区別が重要であり、負傷者が復帰できる可能性がある一方で、死者は戻ってこないことから、報道の際にはこの区分が必要であるとの意見がありました。
また、北朝鮮の兵士はロシアに派遣される際に訓練と説明されて送り出されているものの、実際には戦場に投入されることが多く、彼らが何のために戦っているのか理解できていないという懸念も寄せられていました。
さらに、北朝鮮の兵士が「人の盾」として扱われているとの報道もあり、彼らの命が軽視されている現状に対する同情の声が多かったです。
加えて、ロシアが北朝鮮兵を利用することで、戦闘力を温存しようとしているとの見解もあり、今後の増援がどのように影響するかに注目が集まっていました。
全体として、北朝鮮兵の状況は非常に厳しく、彼らが犠牲になっている現実に対する憂慮の声が多く聞かれました。