ラシン・サンタンデールがセグンダで首位に立ち、ラ・リーガ昇格の可能性が高まっている。歴史あるクラブの復活に期待が寄せられている。
要約するとラシン・サンタンデールがセグンダ(2部)で独走態勢に入り、復活の兆しを見せている。
1929年創設のこのクラブは、ラ・リーガのオリジナル10の一つであり、過去には著名な選手を輩出し、2007-08シーズンにはラ・リーガで6位に入るなど栄光の歴史を持つ。
しかし、経営難や選手の給料未払い問題により、2011-12シーズンを最後に最高峰の舞台から遠ざかり、3部リーグにまで転落するという厳しい時期が続いていた。
昨シーズンは、昇格プレーオフ圏内から最終節で転落したものの、ホセ・アルベルト・ロペス監督のもとで7位フィニッシュを果たし、今シーズンに向けて期待が高まっている。
現在、ラシンはFWイニゴ・ビセンテとFWアンドレス・マルティンを中心に攻撃力を発揮し、デポルティーボ戦では2-1で勝利し、5連勝を達成。
現在の成績は9勝2分1敗で勝ち点29の首位に立ち、昇格プレーオフ圏内の3位ミランデスとのポイント差は8に広がった。
スペインメディア『Relevo』によると、1995-96シーズン以降、第12節終了時点で勝ち点29以上を獲得したチームは全てラ・リーガに昇格しており、ラシンもその条件を満たしている。
しかし、シーズンの進行はまだ始まったばかりであり、12月にはミランデスやグラナダとの上位対決も控えている。
ラシン・サンタンデールの復活は、スペインフットボール界にとっても期待される出来事である。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bc1c378a3191cc35300dfc5a9c8d000d88a9127b