米上院がラトクリフCIA長官を承認。国防長官の採決も迫る中、適性に疑問の声が。
要約すると米上院は23日、トランプ大統領が指名したジョン・ラトクリフ元国家情報長官のCIA長官人事案を74対25の賛成多数で承認しました。
共和党が多数を占める上院では、外交や安全保障関連の閣僚承認を急いでおり、次に国防長官に指名された元FOXテレビ司会者のピート・ヘグセス氏の人事案が24日にも採決される見込みです。
しかし、ヘグセス氏に対しては、軍での女性登用に関する過去の発言や、女性への性的暴行疑惑、飲酒問題などから共和党内でも適性を疑問視する声が上がっています。
一方、トランプ氏が国家情報長官に指名したトゥルシ・ギャバード元下院議員の公聴会は30日に予定されており、彼女はロシアのウクライナ侵略を正当化する虚偽情報の拡散や、シリア内戦中にアサド大統領と面会したことなどで物議を醸してきました。
ギャバード氏の適性についても、公聴会では厳しい質問が予想されます。
これらの人事案の進展は、トランプ政権の外交政策や安全保障政策に大きな影響を与える可能性が高く、今後の動向が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d92a88e54989b1fda690b21100c9ad99e713a0af