佐々木美佳監督がインドで新作短編映画「ブーゲンビリアの夢」を製作。戦争をテーマにしたヒューマンドラマで、クラウドファンディングも成功中。期待が高まる作品です。
佐々木監督は、インド・コルカタの国立映画学校Satyajit Ray Film and Television Instituteで唯一の日本人学生として在籍しており、過去にはタゴールの歌に焦点を当てたドキュメンタリー映画「タゴール・ソングス」で知られています。
この新作は、日本とインドの共同製作で、全編をインドで撮影する予定です。
物語は、地方に住む新婚夫婦、千代子と実の愛の物語で、実が徴兵されることにより二人は離れ離れになります。
彼らは手紙を通じてつながり、ある日、不思議なブーゲンビリアの夢を見るという内容です。
戦後80年という節目を迎える中で、佐々木監督は戦争を題材にしたヒューマンドラマに挑戦しようとしています。
今月17日から始まったクラウドファンディングは、開始からわずか5日で達成率200%を突破し、注目を集めています。
監督は執筆家としても活動しており、著作「うたいおどる言葉、黄金のベンガルで」は多くの著名人から高く評価されています。
また、詩人の大崎清夏やダンサーの中間アヤカと共催するイベント「渋谷への手紙 ~LOVE HATE SHOW~」も開催中で、今後の表現活動に期待が寄せられています。
佐々木監督は、「インドで日本の戦争映画を作ることは無謀に思えるが、現実と夢を行き来する作品であれば可能性がある」と語り、観客に作品を楽しみにしてもらえるよう呼びかけています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/16065d3fb1f181ca1bef0bbcf6200b2b5045ac8c