ホンダが新型軽商用EV「N-VAN e:」を発表。特に1人乗りモデルは配送業者向けに設計され、荷物積載に特化した機能が魅力。価格も手頃で実用性が高い。
このモデルは、商用からホビー用途まで幅広いニーズに応えるために設計されており、ガソリンモデル「N-VAN」をベースにしています。
N-VAN e:は、EVならではの静粛性や環境性能、給電機能を搭載し、低床かつフラットな室内空間を提供します。
特に注目すべきは、完全おひとり様モデルの「e:G」で、運転席のみのシート配置により、荷物の積載に特化した設計が施されています。
ホンダによると、配送業者などのニーズに応えるため、運転席以外の空間を荷物積載に集中させたとのことです。
このモデルは、狭い道での駐車や荷物の乗せ降ろしを考慮し、助手席側からの出入りを推奨しています。
また、助手席を排除することで、床面の高さを低く抑え、乗り降りの際の体への負担を軽減しています。
インテリアデザインは堅牢感を重視しながらも、機能性を追求しています。
パワーユニットには39kWのモーターと82.7kWhのバッテリーを搭載し、一充電あたりの走行距離は245kmと、配送業務にも対応可能です。
安全面では、衝突被害軽減ブレーキやリアパーキングセンサー、前席SRSサイドエアバッグが全車標準装備されており、上級グレードには「ホンダ センシング」が搭載されています。
価格は243万9800円から291万9400円で、1人乗りのe:Gモデルは事業者用補助金を適用すると実質143万5800円から購入可能です。
新型N-VAN e:は、特に配送業務に従事する方々にとって、効率的かつ快適な移動手段となることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/22519fecc9c55a58ef450c1fec55e15770c60412