イーロン・マスク氏がドイツの右派集会に登場し、EU批判や自主性の重要性を訴えました。集会には4500人が参加し、支持を受けました。
この集会は、2024年2月の総選挙に向けたもので、マスク氏はAfDを支持する立場を明確にし、「ドイツや欧州各国はもっと自主性を持つべきだ」と発言しました。
彼は、欧州連合（EU）について「官僚主義的過ぎる」と批判し、EUの政策が各国の自主性を損なっていると指摘しました。
また、マスク氏はAfDを「ドイツの未来にとって最良の希望」と称賛し、ドイツ人が誇りを持つことの重要性を訴えました。
彼は、ナチス・ドイツの歴史を踏まえ、「過去の罪悪感にとらわれ過ぎている」と述べ、子どもたちが親や祖先の罪を背負う必要はないと強調しました。
集会には4500人以上の支持者が集まり、マスク氏の登場時には大きな拍手と歓声が起こりました。
さらに、AfDのワイデル共同代表は、トランプ氏の有名なフレーズを引用し、「メーク・ジャーマニー・グレート・アゲイン」と叫び、支持者の共感を得ました。
この集会は、右派の台頭とそれに対する支持の高まりを象徴するものであり、マスク氏の発言は今後の政治的な動きに影響を与える可能性があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e2a49a572f487dfc080b7982d55e613a9b3ef0f3
イーロン・マスク氏がドイツの右派集会でEU批判と自主性の重要性を訴えたことについて、ネットのコメントは多岐にわたる意見を示しました。
多くのコメントでは、マスク氏の「過去の罪を今の人々に背負わせるべきではない」という考え方に賛同し、歴史を学ぶことの重要性とともに、現代を生きる人々が不公平に扱われることに対する懸念が表明されました。
特に、日本の戦争の歴史を引き合いに出し、次世代に苦しみを押し付けるべきではないとの意見が強調されました。
また、EUに対する批判も多く、通貨発行権をEUに握られたことで各国の自主性が失われているとの指摘や、EU発足当初の理想が全体主義的な方向に進んでいるという懸念も見られました。
さらに、移民問題や国際協調の重要性についても言及され、自国を優先する姿勢が求められるとの意見が多く寄せられました。
全体として、マスク氏の発言は、過去の歴史と現代の政治、国際情勢に対する考察を促すきっかけとして捉えられ、多様な視点からの議論が展開されていました。
ネットコメントを一部抜粋
過去の罪を今の人々に背負わせるべきではないという考え方には、一理あると思う。
EUに通貨発行権を握られているから、欧州各国に自主性が無いのは大きな問題です。
自国第一主義による国際協調と利他精神の否定が、テクノリバタリアン達のエゴのもと蔓延しようとしている。
移民問題が国民生活に影響を及ぼすことを懸念する声が多く見られました。
世界が再び痛みを知ることになるのではないかと不安を抱く意見もありました。