スバルが36年の歴史を持つ「レガシィ」シリーズを終了し、特別仕様車「30th Anniversary」を発表。レガシィの名は消えるが、DNAは新モデルに引き継がれる。
これにより、36年間続いた「レガシィ」シリーズに幕を下ろすこととなります。
この特別仕様車は、レガシィシリーズとアウトバックシリーズのフィナーレを飾るもので、公式写真は歴代モデルをオマージュしたデザインが採用されています。
レガシィは1989年にデビューし、スバルのミディアムモデルとして人気を博しました。
特に、レガシィ ツーリングワゴンは高い走行性能と積載性を両立させ、1990年代のステーションワゴンブームの火付け役となりました。
1994年には北米市場向けにアウトバックが発売され、日本でも「レガシィ グランドワゴン」や「レガシィ ランカスター」として展開されました。
レガシィは世代を重ねるごとに上質さが増し、最新の運転支援システム「アイサイト」も搭載されるなど、スバルのフラッグシップモデルとしての地位を確立してきました。
しかし、日本市場では2014年にレガシィ ツーリングワゴンが後継の「レヴォーグ」に集約され、2020年にはレガシィ B4の生産も終了。
現在残るのは6代目アウトバックのみで、2024年にはアウトバックシリーズが30周年を迎えます。
特別仕様車「30th Anniversary」は、豪華なインテリアやスポーティな走行性能を実現し、500台限定で販売される予定です。
スバルはレガシィとアウトバックの名前が消えることを惜しみつつも、レヴォーグや新たなSUVラインナップでそのDNAを引き継いでいく方針を示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a3c083db4faa8c8b48a07dbcd0a2dba54332a0d2
スバルの「レガシィ」シリーズが終了することに対するコメントは、ユーザーの愛着や思い出が色濃く表れていました。
特に初代レガシィは、スバルの経営を救ったモデルとして評価され、WRCでの活躍や世界速度記録への挑戦が語られていました。
このモデルは多くのファンにとって特別な存在であり、30年の歴史を持つレガシィに対して「お疲れ様」との声が上がっていました。
また、レガシィの走行性能や安全性についても高く評価されており、特にBP5のGTモデルは「スポーツカーにも引けを取らない」との意見がありました。
さらに、レガシィのデザインや仕様についての意見も多く、現行モデルのデザインに対する不満や、レヴォーグとの名称変更の提案なども見られました。
全体として、レガシィシリーズの終了に対しては、惜しむ声や復活を望む意見が多く、スバルの歴史における重要性を再認識するコメントが目立ちました。
ネットコメントを一部抜粋
当時他社ツーリングワゴンからの乗り換え候補を探していました。
初代レガシィは当時不振だったスバルの経営を救ったよね。
当時はハイパワーワゴンなんてなかったから新鮮だった…
何台か車乗り継いでるけど一番良い車だったのはBP5のレガシィGT。
その名の通り「大いなる遺産」になってしまうかな。