フジテレビの新社長が会見で視聴者の重要性を強調し、信頼回復に向けた努力を誓った。株主やスポンサーよりも視聴者が最も大事だと述べた。
会見には、嘉納修治会長、遠藤龍之介副会長、港浩一社長、フジ・メディア・ホールディングスの金光修会長、清水賢治専務が出席した。
今回の会見は、元タレント中居正広さんに関するトラブルに対する対応を巡るもので、嘉納会長と港社長の辞任が発表された。
清水新社長は、株主やスポンサーの重要性を認めつつも、視聴者こそがテレビ局にとって最も重要な存在であると強調した。
彼は、フジテレビが視聴者とのつながりを大切にし、信頼を失わないように努めるべきだと述べた。
「テレビのメディア価値はまだ認められている」とし、全国津々浦々の幅広い年代層に一斉同放送で情報を提供できることがテレビの強みであると指摘した。
また、視聴者の信頼を失うことがテレビ局の存在価値を脅かすとし、日々の制作活動を通じて信頼を取り戻す努力が必要だと語った。
清水新社長は、魔法の解決策はないが、一つ一つの取り組みを地道に行うことが重要だと結論づけた。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2bdfba24b31f06cb3d27c29eea7e616646c58a92
フジテレビの新社長が視聴者重視の方針を打ち出したことに対して、ネット上では多様な意見が寄せられました。
多くのコメントでは、視聴者の信頼回復や社員の扱いについての懸念が表明されていました。
特に、社員が守られない状況で「視聴者が第一」と言われても説得力がないとの声があり、視聴者や社員の声をもっと大切にするべきだとの意見が強調されていました。
また、メディアの報道しない自由についての指摘もあり、報道の透明性が求められました。
視聴者と社員の信頼を得るためには、何を報じるかの線引きが重要であり、過去の問題をどう扱うかがカギとなるとの意見もありました。
さらに、フジテレビの価値については、現状ではテレビに対する信頼が薄れているとの見解もありましたが、メディアとしての価値は依然として残っているとの意見もありました。
視聴者の期待に応えるためには、これからの具体的な行動が求められていると感じられました。
ネットコメントを一部抜粋
社員一人守れない会社が「1番は視聴者だ」なんて笑うよ。
この問題は、メディアの報道しない自由の乱用が今の事態を招いたと思う。
確かに『テレビのメディア価値はある』と僕も思う。
新社長の比較的まっとうな回答をしているなか、役員の責任は問われるべきだ。
この騒動で初めてまともな声明ですね。