農林中金の赤字問題と法改正提言の全貌

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農林中金が1.5兆円の赤字見込み、法改正や運用見直しを提言

要約すると農林中央金庫(農林中金)が多額の赤字を抱える見込みであることが、農水省の有識者検証会による報告書で明らかになりました。

この報告書では、農林中金の理事会に外部の専門家を加えるための法改正が提言されており、運用体制の見直しが求められています。

農林中金は主にアメリカの債券を運用しているものの、インフレによる金利の高止まりが影響し、今年度の決算ではリーマンショックを超える1.5兆円規模の赤字が予想されています。

この状況に対し、報告書では収益の多様化を図るための分散投資の推奨も含まれています。

江藤農水大臣は、法改正を含めた対応を進める意向を示し、早期の実現に向けた検討を行うことを表明しました。

このように、農林中金の現状と今後の対応策についての議論が進んでいることが、今回の報告書を通じて明らかになりました。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2d85276141d1a16cae297d83d1b0ab12cc1de143

ネットのコメント

農林中金の赤字問題に関するコメントでは、過去のリーマンショック時の失敗を引き合いに出し、再び外債投資での損失が発生したことに対する懸念が示されました。

特に、農協や漁協が金融業務に注力し、農業の発展をおろそかにしているとの指摘がありました。

このような状況が日本の農業の国際競争力を低下させているという意見もあり、政府による税金を使った救済を望まない声が上がっていました。

また、経営陣や天下り役員に対する厳しい意見もあり、退職金なしでの辞任や民間からの人材受け入れが提案されました。

農協組織の存続が農林中金の奨励金に依存している現状についても懸念が表明され、親亀がこければ皆がこけるという表現が使われました。

全体として、農林中金の赤字問題は、農業界全体に影響を及ぼす重要な課題であることが強調され、改善が求められていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • リーマンショックの時もサブプライムローンが組み込まれた外債投資で、大失敗して全国の農協などから資本注入してもらったのに、また懲りずに外債投資で失敗とは。

  • 農協だけが原因ではないが、日本の農業が成長せず国際競争力を失った要因の一つである事は間違いないと思う。

  • 経営陣や天下り役員は、退職金なしで辞任させるべきだ。

  • 今の農協組織は、農林中金からの奨励金がないと成り立ちません。

  • 外部の有識者という天下りのポストですかね?

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