米Googleが「メキシコ湾」を「アメリカ湾」に変更することを発表。トランプ大統領の大統領令に基づくもので、各国のユーザーに応じた名称表示を行う旨が説明されています。
この変更は、ドナルド・トランプ元大統領が署名した大統領令に基づいており、地理的名称の扱いに関する同社のポリシーに従ったものです。
Googleは、公式な政府の情報源が名称を更新した場合、それに従って地図を修正するというポリシーを長年維持しています。
具体的には、米国においては地名情報システム(GNIS)に登録された名称を基にしています。
今後、GNISにおいて「メキシコ湾」が「アメリカ湾」に、また「デナリ山」が「マウント・マッキンリー」に変更された際には、Googleマップにもその変更が反映されるとしています。
この変更により、米国内のユーザーは「アメリカ湾」と表示される一方で、メキシコ国内のユーザーには「メキシコ湾」と表示される仕組みです。
他国のユーザーには両方の名称が併記されることになります。
Googleマップの地名表示は過去に多くの議論を引き起こしており、同社はユーザーがどの国からアクセスしているかに基づいて異なる結果を表示しています。
例えば、インドではカシミール地方が同国の領土として表示されるのに対し、国外から見ると紛争地域として表示されます。
また、日本海は日本では「日本海」として表示されますが、韓国では「東海」として表示されるなど、国によって異なる名称が使われています。
メキシコ湾の名称変更は、トランプ元大統領が就任初日に署名した大統領令の一部であり、この命令には最高峰山の名称を2015年以前の「マッキンリー山」に戻すことも含まれています。
大統領令に基づき、内務長官は30日以内にGNISのデータベースで名称変更を実施し、これが適用されればすべての連邦機関の地図や文書で新しい公式名称が使用されることになります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/171c4f6a5e441d1d96c7e787ed0273ebfa97047e
コメントでは、アメリカ湾への名称変更に対する意見が多様に表現されていました。
地図を見た人々は、確かにアメリカと接している面積が大きいことを認識し、アメリカ湾やメキシコ湾のどちらの表記でも違和感がないと感じていました。
しかし、国際的な表記としては従来の「メキシコ湾」を維持すべきだとの意見もあり、簡単には変更すべきではないとの声が上がっていました。
また、デナリをマッキンリーと呼ぶことに賛成するコメントもあり、地名の歴史的背景を重視する意見が見受けられました。
さらに、地名変更の許可について疑問を呈する声や、日本海を東海と呼ぶ動きと同じような懸念を抱く人もいました。
小麦粉の呼称変更についての軽いジョークもあり、全体的には名称変更に対する慎重な姿勢や文化的な配慮が求められていたようです。
特に、Google Mapsが他国からの圧力に応じて変更を行ったことに対する懸念が広がり、過去の事例に照らし合わせた意見が多く寄せられていました。
ネットコメントを一部抜粋
地図見たら確かにアメリカと接してる面積も大きいんだなこれが。
世界的な表記はこれまで通りメキシコ湾であってほしいね。
こんなこと許されるの??
小麦粉も「メリケン粉」に戻るのか。
これは韓国人は喜んでるだろうな。