トヨタが5年連続で世界販売1位を維持。販売台数は1082万台超でVWに大差。国内外での競争が影響。
トヨタの強みであるハイブリッド車(HV)の販売が好調であった一方で、認証不正による一部工場での生産停止や中国市場での競争激化が影響し、前年実績を下回る結果となりました。
トヨタグループにはダイハツ工業や日野自動車も含まれていますが、全体の世界生産は7.8%減の1061万5千台にとどまりました。
VWは、電気自動車(EV)の販売不振や中国市場での現地メーカーとの価格競争の影響を受け、苦戦を強いられています。
トヨタ単体の販売台数は1.4%減の1015万9336台で、国内市場は認証不正の影響で13.8%減の144万1842台に落ち込み、中国市場も6.9%減の177万5995台と厳しい結果でした。
しかし、北米市場では4.3%増の272万9987台、欧州でも3.6%増の116万6325台を記録し、トヨタのHVの好調な販売が業績を支える形となりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4fd4fca6051051cf6e8e5889f143dfc2603ea058
トヨタが5年連続で世界販売1位を達成したことに対し、ネット上で多くのコメントが寄せられました。
多くのユーザーがトヨタのハイブリッド車の優位性や、品質、デザインの良さを評価し、その結果が販売台数の増加に繋がったと考えているようです。
また、ハイブリッド車の実用性がEV化の進展の中でも重要な要素として認識されており、インフラや燃費の問題から、しばらくはハイブリッド車が主流であるとの意見も見受けられました。
さらに、トヨタの技術革新やマーケティング戦略が、他の自動車メーカーと比較して優れているとの声もあり、今後もトヨタが市場をリードし続けることに期待が寄せられています。
一方で、EV化の進展に対する懸念もあり、充電インフラの整備やバッテリー性能の向上が求められているとの指摘もありました。
トヨタが今後どのように戦略を進めていくのか、特に中国や欧州のEV競争が激化する中での動向に注目が集まっています。
ネットコメントを一部抜粋
色々と世の中のニーズは変化するとは思いますが、デザイン、品質、環境などの社会問題など先を見据えた取り組みを継続いただけると有り難いです。
車に乗って長いですが、昨年初めてトヨタでハイブリッド車を買いました。
かつて自動織機から自動車製造に舵を切って変わり続けてきたトヨタが、ハイブリッドから電気自動車に本格的にシフトチェンジしなかったのは先見の明があったからなんでしょうね。
トヨタが世界販売トップを維持できたのは、ハイブリッド車の強さが大きな要因ですよね。
電気自動車が満充電で1000キロを節約運転せずに走れて、かつ満充電までの時間が短くなり、かつどこでも充電できるようになれば、ハイブリッドは完全に用済みになる。