ホンダと日産、経営統合協議開始。自動車業界の再編へ

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ホンダと日産が経営統合に向けた協議を開始。両社は2025年に持ち株会社を設立し、共存を目指す。競争激化の中で、日本の自動車メーカーは再編を迫られている。

要約するとホンダと日産自動車は、2025年6月を目指して経営統合に向けた協議を開始したと発表した。

両社は26年8月に持ち株会社を設立し、傘下に入る予定で、その際には両ブランドの共存を図る方針だ。

日産の筆頭株主である三菱自動車は、2025年1月末までに合流の可否を判断することになる。

もし統合が実現すれば、両社の世界販売台数は735万台に達し、世界第3位の自動車グループが誕生する。

今回の協議は、苦境にある日産をホンダが救済する形が色濃く、持ち株会社の社長を含む取締役の過半数をホンダが指名する見込みで、新会社の主導権はホンダが握ることになる。

ホンダの三部敏宏社長は記者会見で、「モビリティーの新価値を創造するリーディングカンパニーになることが両社の目指す姿」と述べ、経営統合の意義を強調した。

背景には、米テスラや中国の比亜迪(BYD)などの新興EVメーカーの台頭があり、競争が激化していることがある。

日産は最近、営業利益が9割減少し、全世界で9000人の従業員削減を決定するなど、厳しい状況に直面している。

また、日産の株式取得を狙う台湾の鴻海精密工業が、筆頭株主であるフランスのルノーと交渉しているという情報もある。

自動車業界は100年に1度の変革期にあり、日本の自動車メーカーは生き残りをかけた再編が求められている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d627798fff4882cf7bac0b4fed6f2f7b4f84e05e

ネットのコメント

ホンダと日産が経営統合の協議を始めたことに対して、ネット上では多様な意見が寄せられました。

多くのコメントでは、統合の難しさや企業文化の違いが懸念されており、特に三菱との関係性についての不安が強調されていました。

あるコメントでは、企業理念や哲学の違いが仕事の進め方に影響を及ぼすため、共通プラットフォームの決定に多くの時間と労力がかかると指摘されていました。

このような視点から、ホンダにとってこの統合が足かせになる可能性があるとの意見もありました。

また、ホンダが日産や三菱との統合によって得られる利点について疑問を持つ声もありました。

過去に経営危機を経験した日産やリコール問題を抱える三菱との関係が、ホンダにとってプラスになるのかどうかを懸念する意見が見られました。

さらに、今後の自動車業界におけるEVの普及についても意見が分かれ、ハイブリッドやガソリン車の需要がまだ続くとの見解もありました。

全体として、ホンダと日産の統合に対する期待と懸念が入り混じり、今後の展開が注目される状況でした。

自動車業界の再編が進む中で、企業間の協力や競争のバランスがどのように変化するのか、関心が集まっていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 弱者連合ではあるけど、事実上のホンダによる吸収ならガバナンスもホンダ一本にした方がいいだろうな。

  • 企業理念・哲学の違いは、仕事のやり方に如実に現れるため、共通プラットフォームの決定にも相当な時間と労力が掛かると予想できる。

  • ホンダにとって日産三菱と合併して利があるのだろうか?
  • まだまだハイブリッドやガソリン車に需要がありそうだけどな。

  • 日産は、助け船をだしてもらったホンダに感謝を一生忘れることなく、立場を考えてこれからやってもらわなの!

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