ロシアはインドへの原油輸出で外貨を得るも、印ルピーの使い道に課題を抱える状況が浮き彫りに。
国際通貨基金(IMF)のデータによると、ロシアはインドとの貿易で最大の黒字を計上しているものの、インドからの輸入品は限られており、ルピーが余剰となっている。
この状況は、ロシアが新興国との貿易シフトを進める中で、ハードカレンシーの確保が難しいことを示している。
2022年のウクライナ侵攻以降、ロシアは通関統計の公表を停止しており、制裁の影響を具体的に分析することが困難になっている。
それでも、ロシア中銀は国際収支統計を公表し続けており、貿易の大まかなトレンドは把握可能である。
IMFの「多国間貿易統計」は、2024年に入ってからロシアの貿易データを再掲載し始め、これによりロシア経済の対外的な実態を探ることができるようになった。
ロシアの貿易における新興国シフトは進行しているが、印ルピーの使い道が限られているという問題も浮かび上がっている。
要するに、ロシアは新興国との関係を強化しつつも、その実態には依然として課題が存在する。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/19f91b72cb9b66723b132cfb5bb7acc630ffc980
コメントでは、インドがロシアに対して自動車購入を勧めているのではないかという意見があり、特にEVに対する考え方が地域によって異なることが指摘されていました。
また、経済制裁を受けたロシアが次善策を模索している中で、実際にそれが最善の策でなかったことが強調されました。
さらに、インドがルピーでの取引ではなく物々交換を提案する意見もあり、ロシアがインドから何を得られるのかという疑問が投げかけられました。
インドの重工業生産の不足や、物資の多くが輸入に依存している現状も指摘され、ロシアにとっての利益が薄いことが示唆されました。
加えて、インドがロシアからの投資を通じて工場を設立する可能性についても言及されました。
モスクワとウクライナの状況の違いも話題に上がり、ロシアの資源の豊かさが影響しているとの意見がありました。
インドと中国の関係については、どれだけロシアから利益を得られるかという冷徹な視点が示され、国際協調を無視したインドの姿勢に対する疑問の声も多く見受けられました。
全体として、インドとロシアの関係や経済状況について多様な意見が交わされ、各国の立場や戦略に対する考察がなされていました。