ウクライナが捕虜にした北朝鮮兵士の動画が公開され、彼らの帰国希望や戦争に対する意識が明らかに。ゼレンスキー大統領は交換を提案。
この動画では、兵士たちがウクライナの治療を受けている様子が映し出されており、彼らは韓国語の通訳を介して質問に答えている。
ゼレンスキー大統領は、北朝鮮の金正恩に対し、ロシアで捕虜になっているウクライナ兵士との交換を提案し、北朝鮮兵士を引き渡す用意があることを示唆した。
動画は約3分間で、米紙「ニューヨーク・タイムズ」によれば、ウクライナ当局によって編集されたものであり、捕虜が自由に発言できない環境にある可能性が指摘されている。
捕虜の一人は、ウクライナとの戦争に派遣されるとは知らず、上官からは「ただの訓練」と説明されていたと明かした。
また、ウクライナ人について尋ねると、「いい人なのか」と確認し、通訳が「そうだ」と答えると、「ここで暮らしたい」と切実に訴えた。
しかし、その後「戻るように言われたら戻る」とも述べ、帰国の意思を示す一方で、残りたい気持ちも表現した。
もう一人の兵士は黙ってうなずき、帰国を希望する姿勢を見せた。
この出来事は、北朝鮮から派遣された約1万1000人の兵士の心情や状況を知る貴重な機会となっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c329316ed2a643215da677edc105d719dd946b83
北朝鮮が捕虜にした兵士の心情と帰国希望について、多くのコメントが寄せられました。
コメントの中には、捕虜となった兵士が帰りたいと思うのは自然な感情であり、異国での捕虜生活は非常に心細いものであるといった意見がありました。
しかし、帰国すれば処刑される可能性が高いことを考慮すると、ウクライナに留まることが安全だという意見も多く見られました。
特に、ウクライナでの待遇が良いことや、帰国後に待ち受ける厳しい現実についての指摘がありました。
さらに、捕虜交換で帰国した場合、北朝鮮では自分や家族が処刑されるリスクがあるため、ウクライナに残る方が良いという声もありました。
また、独裁国家における命の軽視や、捕虜の扱いについての厳しい現実が語られ、北朝鮮の体制に対する批判も見受けられました。
全体として、捕虜となった兵士の苦悩や選択の難しさが、多くのコメントを通じて表現されていました。