韓国軍の金明秀合同参謀本部議長が、インド太平洋安全保障フォーラムで北朝鮮の脅威を指摘し、地域の安全保障協力の拡大を訴えました。
要約すると韓国軍の制服組トップである金明秀合同参謀本部議長は、5日に行われたインド太平洋安全保障フォーラムに参加し、北朝鮮の脅威が国際的な問題として浮上していることを強調しました。
このフォーラムには、米国や日本を含む約20カ国の軍高官が参加し、地域の安全保障環境の変化について議論が交わされました。
金氏は、昨年の会議を通じて、友好国との合同訓練が拡大し、軍事協力において実質的な進展があったと評価しました。
しかし、北朝鮮によるロシア派兵や核・大量破壊兵器(WMD)技術の高度化が進んでいることから、北の脅威が朝鮮半島を越え、世界的な脅威として認識されるべきであると警鐘を鳴らしました。
さらに、金氏は「ルールに基づく国際秩序を維持するために、インド太平洋地域での安全保障協力を拡大する必要がある」と訴えました。
これは、地域の安定を確保するために、各国が協力し合う重要性を示すものであり、今後の国際的な軍事協力の方向性を示唆しています。
フォーラムは米インド太平洋軍司令官が主導しており、8月にタイで開催予定のインド太平洋参謀長等会議の議題についても意見が交わされることになっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cf4fdc458ae36c1aa021db2331c8aa43c4bba54e