マツダの2025年第3四半期決算:増収減益と電動化戦略の進展

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マツダの2025年3月期第3四半期決算は、売上高3.4%増の3兆6894億円、営業利益25.9%減の1483億円で増収減益。米国市場の販売が好調も、中国市場では競争が厳しく、通期見通しは据え置き。2030年に向けた電動化戦略も進行中。

要約するとマツダは2025年3月期第3四半期の決算を発表し、売上高は前年同期比3.4%増の3兆6894億円、営業利益は25.9%減の1483億円となり、増収減益を記録した。

売上高は過去最高を更新する一方、営業利益の減少は米国市場での競争激化や販売奨励金の増加が影響しているとされる。

特に、米国市場での「CX-50」「CX-70」「CX-90」などのラージ商品が販売を牽引し、グローバル出荷台数は前年同期比で増加したが、中国市場では新エネルギー車(NEV)の需要増加と内燃機関車の価格競争が影響し、販売台数が減少した。

日本市場でも新モデル「CX-80」の販売が期待を下回った。

通期見通しでは、中国市場の販売見通しを下方修正したものの、主要な財務指標は据え置きとした。

また、2030年に向けた経営方針の進捗状況も報告され、コスト低減や新商品の導入に向けた取り組みが進められている。

特に、電動化に関しては2027年に向けた新工場の設立やパートナーシップの活用が計画されており、将来的な成長に向けた戦略が描かれている。

質疑応答では、中国市場の難しさやNEVの認知度向上に向けた施策についても言及された。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1d6beb2cfa2cde5614413a0691361b32869099ef

ネットのコメント

マツダの2025年第3四半期決算に関するネットのコメントは、増収減益という結果に対して多様な意見が寄せられました。

特に、売上よりも利益を重視する企業が増えている中で、マツダがシェア拡大や雇用確保を重視する姿勢に賛同する意見が多く見られました。

マツダの立場ならこれでいいと思います」というコメントが象徴的です。

また、北米市場での販売台数が前年同期比で増加したにもかかわらず、営業利益が減少したことについて、「好調と言ってしまうのですね」と疑問を呈する声もありました。

さらに、利益達成のために社内での残業禁止や工事の延期を行っているとの指摘もあり、利益追求の手法に異議を唱えるコメントもありました。

対照的に、日産とマツダの企業文化の違いを指摘し、マツダが従業員とその家族を守る姿勢を評価する意見もありました。

「日産よこれが標準的企業だ」というコメントは、マツダの方針を称賛するものでした。

最後に、新型CX-5の登場による業績の飛躍を期待する声もあり、マツダに対する期待感が示されました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 昨今、売上より利益優先の企業が増えてますが、シェア拡大、雇用確保も重要
  • 北米は前年同期比の販売台数増えて営業利益減ってるのに好調と会社自体が言ってしまうのですね。

  • 利益達成の為に事務所関係を残業禁止、工事も来季に延期して無理やりお金を残そうとしてるみたいです。

  • 日産は上層部がお金を吸い取ってなんぼ、マツダは従業員とその家族を守ってなんぼ
  • 質実剛健、新型CX-5で飛躍かな

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