メルセデス・ベンツEQSの1000kmチャレンジで、充電回数が5回に達し、テスラの記録更新は失敗。充電インフラの重要性が浮き彫りに。
走行ルートは神奈川県の海老名SAを起点とし、兵庫県の加古川北ICを経由して再び海老名SAに戻るというものです。
このチャレンジでは、快適な車内環境を保つために空調を常にONにし、制限速度を超えない範囲で走行しました。
しかし、充電のタイミングが合わず、150kW級充電器の設置が少ない地域では90kW級の急速充電器を利用せざるを得ず、充電時間が長引く結果となりました。
特に、湾岸長島PAでの充電ができなかったため、草津PAまで移動することになり、ここでの充電も時間がかかりました。
最終的に、充電回数は5回に達し、テスラの記録を超えることはできませんでした。
充電インフラの整備がEVの長距離走行において重要であることを改めて実感しました。
特に、100kWh以上のバッテリーを搭載したEVにとっては、150kW級の充電器が不可欠であり、その不足が走行計画に大きな影響を与えることが分かりました。
今回のチャレンジを通じて、EQSの性能と充電インフラの現状についての貴重なデータが得られました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c21179ef15e7954333cc6eab2d76d9c2719d19b9
メルセデスEQSの1000kmチャレンジに関するコメントが多く寄せられ、EVの充電に関する課題が強調されていました。
特に、高速道路を利用した際の充電待機時間が、運転のストレスや時間の無駄につながるとの意見が目立ちました。
多くのコメントが、EVは長距離運転には向かないとし、特に充電のために何度も停まる必要があることが、運転体験を損なう要因だと指摘しました。
充電設備の不足やその利用率についても懸念が示され、特にPAやSAにおける充電器の数が不十分であるとの声がありました。
また、家で充電できる環境が整っていないと、EVのメリットは限られるという意見もあり、特に都市部での利用が前提とされていることに対する疑問も浮かび上がりました。
さらに、ガソリン車と比較した際の利便性の低さが指摘され、充電計画を立てることが必要な点が多くの人にとって煩わしいと感じられていました。
全体として、EVは日常の短距離利用には適しているものの、長距離運転には依然として課題が多いという認識が広がっていたようです。
ネットコメントを一部抜粋
高速を長距離で走るとあるあるなのですが、PA・SAでたった10分程度休憩しただけでも、本線に合流するとずっと前に抜かしたはずのトラックが前にいたりするんですよね。
充電の待機時間は、非常にもったいない「無駄な時間」です。
まあ適材適所なんでしょうね。
重量級セダンでのロングツーリングには向かないということなんでしょうが、そもそも乗用車で1日1000Km走るなんてケースが稀ですからね。
充電残量数%で綱渡りのように走行しているが突然の事故渋滞などに嵌ったらおしまいだよな。
充電施設が確保出来るかどうか分からない長距離運転ならEVは不利ですね。