ドイツのショルツ首相がアメリカのバンス副大統領の選挙介入発言を非難し、ウクライナ問題やSNS規制についても意見を表明しました。
ショルツ首相は、ドイツで開催された安全保障の国際会議で演説し、ウクライナの平和はその主権が確保されることによってのみ実現可能であり、ロシアに有利な停戦協定には賛同しない意向を示しました。
特に、2月23日に予定されているドイツの総選挙において、バンス副大統領がドイツの主要政党が極右政党「ドイツのための選択肢（AfD）」との協力を拒否している点を批判したことに対し、ショルツ首相は「同盟国間での選挙への介入は不適切であり、断固として拒否する」と強調しました。
また、バンス副大統領がヨーロッパ各国で進むSNSの規制に対して「民主主義の価値を損ねている」と述べたことも、ショルツ首相は批判しています。
この一連の発言は、国際的な政治の中での主権や民主主義の重要性を再確認するものであり、ドイツとアメリカの関係に新たな緊張を生む可能性があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d7525a8822025e9aae593622d79c40023bb17af1
ショルツ首相が米副大統領の選挙介入発言を強く批判したニュースに対するネットのコメントは、多様な意見を反映していました。
多くのコメントが、選挙への介入が同盟国間では不適切であるとの意見を支持しつつ、過去の行動についても疑問を呈していました。
特に、昨年の米大統領選挙での英国与党労働党の行動に対するドイツ政府の無反応が指摘され、同盟国としての立場が問われる場面がありました。
また、ショルツ首相が「ドイツは強い民主主義国家」と主張したことに対して、実情を理解していないのではないかとの意見もありました。
さらに、ウクライナ戦争におけるショルツ首相の行動が非難され、彼の立場が矛盾しているとの指摘も見受けられました。
全体として、選挙介入に対する批判と、ショルツ首相自身の政策や行動に関する反省を促す意見が多く寄せられました。
ネットコメントを一部抜粋
選挙への介入はとりわけ同盟国の間では不適切で、断固拒否する。
民主主義国家を自称するなら言論の自由や国民の選択をブロックするべきではない。
ショルツは罪深いわけで、今更何をだ。
メキシコ湾をアメリカ湾と書かないと取材させない、なんて手を平気で使う国に言われたくなかろうな。
選挙で大敗しそうだから顔が焦燥しきっていますね。