マツダ、タイ工場での電動SUV生産体制を強化

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マツダがタイに200億円を投資し、小型SUVの電動化生産体制を整備。2027年までにハイブリッド車などを投入し、輸出も視野に。生産の落ち込みを受けたタイ工場を刷新し、EV市場への対応を強化。

要約するとマツダは、タイにおいて200億円以上を投じ、電動化に対応した小型スポーツ多目的車(SUV)の生産体制を強化することを発表しました。

具体的には、2027年までに同拠点を主軸製造拠点とし、次世代のハイブリッド車(HV)を投入予定です。

これにより、日本や東南アジアへの輸出も視野に入れた生産が行われる見込みです。

タイ工場は、過去の生産落ち込みを受けて、電動の小型SUVの生産ハブとして刷新され、既存のサプライチェーンを活用した効率的な車両生産を目指します。

投資は車両の組み立て、エンジンや変速機の生産、現地での電池調達に充てられます。

マツダは、米フォード・モーターとの合弁による車両工場を運営しており、2024年には約5万9564台を生産する予定ですが、これはピーク時の半分以下の水準です。

また、2024年12月にはフォードの工事に伴い、マツダの生産ラインも約1カ月間停止することが決まっています。

タイには、広島から多くの主要サプライヤーが進出しているため、マツダの生産停滞は部品メーカーにも大きな影響を及ぼしています。

さらに、タイ市場では中国の新興電気自動車(EV)が台頭しており、日系企業は現地生産を縮小するなどの苦戦を強いられています。

マツダは、2025年の後半に中国工場で製造するEVセダン「EZ―6(マツダ6e)」を投入し、2027年までにEV2車種、プラグインハイブリッド車(PHV)1車種、HV2車種の合計5車種を順次展開し、業績の回復を図る計画です。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ee06f444d8098ffa1b157c8557ea221fdc194707

ネットのコメント

マツダがタイ工場で電動SUVの生産体制を強化するというニュースに対して、ネットのコメントでは多様な意見が寄せられました。

コメントの中には、マツダの挑戦に対する期待感と同時に、タイ市場の厳しさについての不安が表現されていました。

特に、近年の生産落ち込みを受けての拡張は賭けであるとの指摘があり、成功すればアジア戦略にとってプラスになる可能性があると期待されていました。

また、他の自動車メーカーがタイから撤退する中で、マツダが独自路線で頑張っている姿勢を評価する声もありました。

最近マツダ車に乗ったというユーザーからは、品質の高さに感心したとのコメントもあり、マツダの製品に対する信頼感も伺えました。

全体的に、マツダの挑戦に対する応援の気持ちが強い一方で、リスクを伴う決断であることを理解している意見も多かったようです。

ネットコメントを一部抜粋

  • ここ数年タイでの生産が落ち込んでいたが、ここで拡張とは賭けにでたね。

  • 「HVなど電動の“小型SUV生産ハブ”」って事だけどHVはともかくEVに関してはタイ市場はかなりキツイ事になりそう。

  • 最近初めてマツダ車に乗ったが本当に良い。

  • 日産やホンダとは別にマツダの独自路線で頑張ってる姿勢に応援したい。

  • ちょっとギャンブルっぽいな。

    吉と出ればいいのだが。

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