自民党が衆院選で当選した非公認議員に会派入りを要請し、ネットでは「掌返し」との批判が相次いでいる。特別国会に向けた動きの背景には大敗の影響がある。
この動きは、派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けたもので、特に衆院選で当選した4名の議員に対して行われている。
具体的には、世耕弘成氏、西村康稔氏、萩生田光一氏、平沢勝栄氏がその対象となっており、これに対するネットの反応は非常に敏感だ。
30日には「衆院会派入り」という言葉がX(旧ツイッター)で急上昇し、トレンド入りを果たした。
多くのネットユーザーがこの動きに対して「素早い掌返し」や「ぶれぶれ」といった批判的な意見を投稿し、さらには「選挙で禊が済んだから復党しろってことやろ」といった声もあがっている。
自民党は衆院選での大敗を受け、与党としての立場を強化するためにこうした措置を講じているが、有権者の間では「予想通り」と感じる人も多いようだ。
党内の執行部に対しても辞任を求める声が上がるなど、内部の動揺が見て取れる。
自民党は公明党と合わせて215議席を持つが、過半数の233議席を大きく割り込んでいるため、今後の政局においてこの会派入りの動きがどのように影響するのか注目される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c082d1281d6147bf73a2fc46c93c5295925aee72
自民党が衆院選の当選者に会派入りを要請したことに対して、ネット上では多くの意見が寄せられました。
特に、過去に不記載問題を抱えていた議員を会派に受け入れることが、政治倫理に反するのではないかとの懸念が強く表れました。
多くのコメントでは、自民党が与党としての地位に異常なまでに執着していることが、日本の国政を悪化させているとの指摘がありました。
国民の民意を無視し、結果が伴わない政策運営が続く中、国民生活が悪化しているとの意見が多く、自民党に対する信頼が揺らいでいる様子が伺えました。
また、選挙で選ばれた議員が党の方針に従わざるを得ない状況に対しても疑問が呈され、国民の期待に応えられない現状に対する失望感が見受けられました。
さらに、政治家が過去の行動を水に流すような状況に対する批判もあり、選挙で勝利したからといって全てが許されるわけではないという意見が強調されました。
このように、ネット上では自民党の動きに対する厳しい視線が集まり、今後の政治運営に対する懸念が高まっていることが明らかになりました。
ネットコメントを一部抜粋
今年はずっと不記載議員に焦点が当たっているが、国会議員の資格として大切にしないといけない尺度は他にもある。
自民党の与党であら続ける事への異常なまでの執着が、日本を国政を駄目にしてきた原因ではないか。
自民党は過半数が取れない政局で会派入り要請を行ったが、国民は信頼に欠ける議員に対して不信任決議案をぶつけたい心境だった。
今回の選挙の集票テーマにした政治倫理に欠けると認定した非公認候補を会派に入れることは、民主主義を愚弄することになる。
今度の参議院選挙でもっと大敗しないと、自民党は心を入れ替えないのではないか。