JR北海道とJR東日本が、2024年度冬季版「北海道&東日本パス」を11月26日から販売。7日間乗り放題で大人1万1330円、小児5660円。青春18きっぷとの比較も紹介。
このパスは、普通・快速列車が7日間乗り放題で、大人は1万1330円、小児は5660円という価格設定がされている。
有効期間は2024年12月10日から2025年1月10日までの間で、連続する7日間の利用が可能だ。
北海道&東日本パスは、基本的には「青春18きっぷ」のエリア限定版であり、販売期間が一部重複する青春18きっぷとの違いは、利用可能なエリア、価格、有効期間の3点に集約される。
北海道&東日本パスは北海道・東日本エリアに特化しているが、青春18きっぷは全国各地で利用可能であるため、単純なカバーエリアでは青春18きっぷが優位である。
しかし、北海道&東日本パスは、青春18きっぷでは利用できない北越急行や青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道も乗り放題で、途中下車も可能なため、東日本エリアでの自由度は高い。
また、青函区間の利用に関しても、北海道&東日本パスは特定特急券の追加購入で新青森駅から新函館北斗駅まで直通可能なのに対し、青春18きっぷはオプション券が必要となる。
価格面では、青春18きっぷの3日間用が1万円、5日間用が1万2050円に対し、北海道&東日本パスは連続7日間のみで1万1330円と設定されている。
したがって、連続4日以上の行程では北海道&東日本パスが有利で、特に家族旅行の場合、小児料金が設定されているため、トータルコストが安く済む可能性もある。
これらの点を考慮し、自分の旅程に最適な切符を選ぶことが重要だ。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bd879e4bfc7fc01288f02a10d5a7bbae5b68392a
冬季版「北海道&東日本パス」に関するコメントでは、利用者がこの切符の利点や欠点について多様な意見を述べていました。
特に、夏バージョンの利用経験を持つ人が、冬バージョンは青春18きっぷと重なるため、あまりメリットがないと感じていたことが印象的でした。
また、小児半額の設定については、経済的には助かるものの、子連れでの長距離移動は子供にとって辛いのではないかという意見がありました。
さらに、東日本の切符に対する羨望や、西日本の切符の条件の厳しさについても言及されていました。
利用者の中には、3日用の切符を8000〜9000円程度に抑えることを希望する声もあり、より柔軟な選択肢を求める意見が多く見られました。
観光面では、北海道の特異な社会状況や安全への懸念が示され、自然を重視した観光スタイルが推奨されていました。
冬季の運行状況についても、運休の可能性や計画通りに進むことへの願いが語られました。
全体として、利用者は切符の使い方や安全性、価格設定について真剣に考え、多様な視点から意見を交換していた印象があります。