スズキの新中期経営計画とBEV投入の展望

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スズキが新中期経営計画を発表し、2030年度までに売上高8兆円、営業利益8000億円を目指す。日本市場では2モデルのBEVを2025年度中に投入予定。

要約するとスズキは2025年2月20日に新中期経営計画「By Your Side」を発表し、2025年度から2030年度までの目標を設定しました。

従来の中期経営計画を1年前倒しで終了し、新たな計画をスタートさせることにより、売上高目標を8兆円、営業利益8000億円(営業利益率10.0%)に設定しました。

2024年3月期の実績では、売上高は5.4兆円、営業利益率は8.7%で、目標を上回る結果を達成していますが、販売台数は計画の1.5倍に対し、実績は1.1倍と未達となりました。

特にインド市場では50%のシェア向上を目指していましたが、実績は41.6%に留まり、事業環境の変化を受けて戦略の再考が求められています。

新計画では、四輪事業の販売台数を316万台から420万台に拡大し、設備投資や研究開発費も2025年から2030年までの6年間で2兆円を計画しています。

日本市場では、成長市場と位置づけ、ハイブリッド車やバッテリー式電気自動車(BEV)のラインアップを強化する方針を打ち出しました。

具体的には、2025年度中に2モデルのBEVを投入し、2030年度までに6モデルを市場に投入する計画です。

スズキの日本の生産拠点は、スズキグループのマザー生産拠点としての役割を果たし続けるとともに、インド市場でも再び50%のシェアを目指す意向を示しています。

今後のスズキの動向に注目が集まっています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c88c7cead6349a612e67fb2c38a005c2a1f0a039

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