フェラーリが2025年の新車SF-25を発表。重要なアップデートを施し、競争力を高めることを目指す。2026年のレギュレーション変更も視野に入れ、開発方針を決定する必要がある。
新車の外観は昨年のSF-24と大きな違いはないが、フロントサスペンションをプッシュロッドからプルロッドに変更するなど、重要なアップデートが施されている。
テクニカルディレクターのロイック・セラは「氷山の一角」と表現し、内部コンポーネントの多くも刷新されていることを強調した。
昨年のSF-24には改良の余地がなかったため、SF-25はマクラーレンやレッドブルと競争できるパフォーマンスを目指している。
セラは、SF-25の主な目標は空力開発とシーズン後半に向けたアップデートの余地を見つけることであると述べている。
また、昨年はシーズン中盤にアップデートがうまくいかずパフォーマンスが低下したが、今年はコンストラクターズランキングでの競争を期待している。
セラは、SF-25によって2008年以来のコンストラクターズタイトル獲得が可能であると考えている。
さらに、2026年に迫る大規模なレギュレーション変更に向けて、バスール代表はチームのリソース配分を考慮しなければならないと認識している。
シーズン初めに状況を評価し、今年のマシン開発と2026年のプロジェクトのどちらに集中するかを決定する予定だ。
バスールは、昨年のように複数チームが勝利を争う状況になると予想しており、競争が激化することを示唆している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/495fe649267ba424e24305f2402e86ed39a5c0d0
フェラーリSF-25の発表に関するコメントは、全体的にマシンの進化や競争力向上への期待が強く表現されていました。
多くのコメントが、最近のF1マシンの複雑さについて触れ、昔のマシンとの違いを感じている様子が伺えました。
特に、マクラーレンホンダMP4/4やウイリアムズルノーFW14Bなど、過去の名車に対する懐かしさや魅力を語る声も多く、F1ファンの深い愛情が感じられました。
技術の進歩により、プルロッド式のセッティングが可能になったことや、シミュレーション技術の向上によってサーキットでの調整が容易になった点も指摘され、現代のF1の進化を実感する意見が多く見られました。
さらに、昨年のフェラーリの良い部分を残しつつ、マクラーレンからの良い要素を取り入れているとの意見もあり、競争力の向上に期待が寄せられていました。
シーズンの開幕を待ち望む声や、アップデートの必要性についての懸念もあり、特にシーズン後半に向けた開発の余地を見つけることの重要性が強調されていました。
全体として、フェラーリSF-25に対する期待感と、他チームとの競争に対する関心が高まっていることが印象的でした。
ネットコメントを一部抜粋
最近TVでF1中継無いのでマシンをじっくり見たことなかったけど、昔に比べて車体も機能もものすごく複雑になってるのねスゴイ！
昔なら現場でセッティングの変更がやり難いプルロッド式は敬遠されがちだったけど、今はシミュレート技術の進歩もあってサーキットに来てから大幅にいじってる様な時点でダメという事だし。
昨年のフェラーリのターンインの良さ等、良い部分を残しつつ、マクラーレンの良い部分を取り入れた感じかな？
予想が外れて1チームが抜け出して独走状態になれば逆にあきらめがついて2026年マシンに開発のリソースを振れるけどね。
前半をフェラーリ、マクラーレン、メルセデス、レッドブルが上手い具合に各２～４勝と均衡して、来季への切り替えか タイトル争いか？を大いに悩んで欲しいねえ。