韓国の趙外交部長官がG20外相会合でロシアと北朝鮮の軍事協力を非難し、戦争の長期化を懸念。国際法違反を指摘し、早期の停戦を求めました。
要約すると2023年9月21日、南アフリカで開催されたG20外相会合において、韓国の趙兌烈外交部長官がロシアと北朝鮮の軍事協力について厳しく非難しました。
趙氏は、ロシアのウクライナ侵攻が始まってから4年が経過する中で、両国の協力が戦争の拡大と長期化を招いていると指摘し、これに対して強い遺憾の意を表明しました。
特に、北朝鮮がロシアの侵略戦争を支援するために提供した兵器の量、すなわち約2万2000発の砲弾、100発以上の弾道ミサイル、さらには1万1000人以上の兵力について具体的に言及しました。
さらに、北朝鮮はロシアから先端の軍事技術を受け取ろうとしているとし、このような軍事協力が国連憲章や多くの国連安全保障理事会決議に違反していると強調しました。
趙氏は、これにより国際的な不拡散体制が弱体化し、アジアと欧州の安全が脅かされると警告しました。
彼は、早期の停戦と違法な軍事協力の中止を求める姿勢を明確にしました。
会議にはロシアのラブロフ外相も出席しており、趙氏の隣に座っていたラブロフ氏は、趙氏の発言を黙って聞いていたという報道があります。
このような国際的な場での発言は、韓国が地域の安全保障に対する懸念を強調する重要な機会となりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/075fca03c7bdd545cd48c59f8d7d22dd259bb3d5