オースティン国防長官が韓国の国防相と会談し、ロシア派遣の北朝鮮兵士がウクライナで戦闘に参加する懸念を示しました。さらに、北朝鮮の核実験の可能性にも警戒を強めています。
要約するとアメリカのオースティン国防長官は、韓国の金龍顕国防相との会談で、ロシアに派遣された北朝鮮の兵士がウクライナでの戦闘に参加する可能性について強い懸念を示しました。
オースティン長官は、ウクライナ国境近くのクルスク州で、ロシア軍が北朝鮮の兵士を戦闘支援に利用するリスクが高まっていると指摘しました。
また、北朝鮮の一部部隊が既にウクライナに接近しているとし、戦闘に参加することで兵士が命を落とす危険性があることにも警鐘を鳴らしました。
加えて、ロシアからの即時撤収を求める姿勢を示しました。
韓国の金国防相は、北朝鮮がロシアを支援する見返りとして、戦術核兵器や潜水艦発射ミサイルに関する技術移転を要求する可能性が高いと述べました。
また、来月のアメリカ大統領選挙の前後に、北朝鮮が7回目の核実験などの挑発行動を行う懸念があることも指摘しました。
このように、北朝鮮の動向が国際的な安全保障に与える影響について、アメリカと韓国の両国が深刻な懸念を抱いていることが浮き彫りになっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/55441248ce4a16d821b0ff778b15e83b95dda7de