マクロン大統領がフランスの核兵器を欧州の抑止力として活用する構想を提案し、EU首脳会議で議論を呼びかけた。ロシアの脅威に対抗するための重要なステップとされている。
この構想は6日にブリュッセルで開催される欧州連合(EU)特別首脳会議で提起される可能性がある。
フランスはEU加盟国の中で唯一核兵器を保有しており、マクロン氏はロシアのウクライナ侵略が3年間続いていることを強調し、その脅威が欧州に迫っていると述べた。
彼は「フランスの核抑止力で、欧州の同盟国を守ることについて戦略的な議論を始める」と発言し、核兵器の運用に関する決定権は「いかなる場合でもフランス大統領が維持する」と明言した。
さらに、マクロン氏はフランスの「核の傘」を欧州に広げることに前向きな姿勢を示しており、この提案は今後のドイツ首相の呼びかけに応じたものであることも明らかにした。
ドイツの保守系野党、キリスト教民主同盟(CDU)のメルツ党首は、トランプ米政権が欧州離れに動く中で対米依存を見直す意向を示しており、NATOの核共有の枠組みの中で米国の核爆弾を国内に貯蔵しているドイツにとって、フランスの核抑止力の活用は重要な選択肢となる可能性がある。
このような背景から、マクロン大統領の提案は、欧州の安全保障の強化に向けた重要な一歩として注目されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0bf59a3cb30d20a1f7cc388d9a3a6ff63fdd05bd
マクロン大統領が提案したフランス核兵器の欧州抑止力活用に関するコメントでは、様々な意見が交わされました。
多くのコメントがアメリカの核抑止力についての信頼性や、日本が核武装を考慮すべきだという見解を示していました。
特に、日本の安全保障がアメリカの核の傘に依存していることに対する不安や、ロシアや北朝鮮、中国の脅威に対してどのように対処するかが焦点となっていました。
さらに、ドイツが冷戦期から核シェアリングについて強く訴えてきたことに対し、日本も同様のアプローチを取るべきではないかという意見がありました。
加えて、フランスからの核兵器購入や、イギリスとの共同開発を通じて、日本の国際的な影響力を高めるべきだという提案もありました。
マクロン大統領の演説では、ロシアが防衛能力を強化しようとしていることが述べられ、これに対抗するための戦略的な議論が必要だという声が上がっていました。
コメントの中には、フランスだけでなく、ドイツやイタリア、ポーランドなどとも連携して核抑止力を強化する必要があるとの意見もあり、日本が核兵器を持つことへの賛同も見られました。
このように、地域の安全保障に対する懸念が強く表れ、具体的な行動を求める声が多く聞かれました。
ネットコメントを一部抜粋
アメリカは、日本はアメリカの戦略核で守るから安心しろと言いたがる。
すみやかに日本の核武装を実現する手段として、国際的影響力拡大に意欲をもち、
最後は核の話しになるんだったら日本もドイツ式にアメリカの核を置いて貰えば
マクロン大統領の演説によるとロシアは国家予算の40%以上を国の防衛能力を高めることに充てようとしている。
フランスだけじゃ足りないなあ。