トヨタが新型EV「RZ」を発表。航続距離500kmを実現し、欧州市場での競争力を強化。充電性能も向上。
要約するとトヨタ自動車は、欧州市場に向けて新たに3種類の電気自動車(EV)を投入すると発表しました。
中でも注目されるのが、高級車ブランドのレクサスが刷新した「RZ」です。
この新型RZは、スタイリッシュなデザインとともに電池性能の向上が実現され、航続距離は全輪駆動タイプで約500キロメートル、前輪駆動タイプでは約575キロメートルに達しています。
これは従来比でそれぞれ約14%、20%の増加となります。
さらに、急速充電の際に電池温度を調整する「バッテリープレコンディショニング」機能を搭載し、冷間時でも充電時間を短縮する工夫がなされています。
加えて、レクサス初の「ステアバイワイヤシステム」を採用した高出力モーターを搭載した「F SPORT」モデルも登場します。
このシステムでは、ハンドルを中立位置から左右に約200度動かすことで車両の動きを制御することが可能です。
トヨタは、EV専用車「bZ4X」の改良版や、人気の中型SUV「C-HR」のEVモデルも展開し、地域ごとのエネルギー事情に応じた最適な駆動装置を提供する「マルチパスウェイ戦略」を強化しています。
これにより、トヨタは欧州での電動車市場において競争力を高める狙いがあります。
新型bZ4Xは2025年後半に発売予定で、EV市場におけるトヨタの存在感を一層強めることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ca0ecfe2686f98a780bc800784e500287c189624