名古屋銀行が初任給を30万円に引き上げ、賃上げの流れが広がる中、就活生からは不安の声も。トヨタ自動車も満額回答で賃上げを実施。
特に名古屋銀行は、2026年春から初任給を現行の24万円から30万円に引き上げることを決定しました。
この引き上げは、物価高や人材確保の必要性から来ており、名古屋銀行はメガバンク並みの水準を目指しています。
トヨタ自動車も、労働組合との協議で5年連続の満額回答を行い、業績好調を背景に賃上げを実施しました。
トヨタグループでは、デンソーやアイシンも同様に満額回答を行い、JR東海も過去最高のベースアップを決定しています。
これにより、東海地方では賃上げの動きが顕著に見られています。
新卒採用者の初任給引き上げに対しては、就活生からは歓迎の声が上がる一方で、既存の社員、特に若手社員との給与の逆転を懸念する声も聞かれます。
大学生たちは、給与の重要性を認識しており、新卒の賃上げが上の世代の給与にも影響を与えるのではないかと心配しています。
全体として、賃上げの流れは新卒者の競争力を高める一方で、既存社員とのバランスをどう取るかが今後の課題となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/401cb5af1ba40b8313c7584557d8ebc1bf94a161
名古屋銀行の初任給引き上げに関するコメントは、賃上げの必要性やその影響について多様な意見が寄せられました。
特に氷河期世代に対する不公平感が強調されており、彼らが長年の努力に対して報われていないとの意見が目立ちました。
初任給の引き上げは、新入社員の給与が既存の中堅社員を上回ることに繋がり、これが既存社員の不満を引き起こす可能性があると指摘されました。
さらに、全世代に対して公平な賃上げが求められ、特定の世代だけが優遇されることは不平等であるとの意見もありました。
賃上げの背景には人材確保の必要性があるものの、初任給が高くても昇給が遅くなる懸念や、退職金の減少に繋がる可能性があるため、単純に喜べないという意見も存在しました。
また、新卒社員の仕事に対する姿勢や、教育体制の問題も指摘され、初任給の引き上げだけでは根本的な解決には至らないとの意見もありました。
全体として、賃上げの流れに対して慎重な姿勢が求められていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
社員は本社管理なのでアルバイトの話ですが、やはり初期時給の引き上げ=既存アルバイトの不満に繋がりかねない。
世の中の賃上げには全世代平均的な賃上げが必要。
氷河期世代は露骨に損してる気がする。
初任給よりも1,000円でも基本給を高めに設定すれば逆転しないようにしてると会社は言える。
高い給与をもらえば、その分成果も期待される。