ロシア軍のドローン攻撃が激化し、ウクライナ軍が「死の道」と呼ばれるR200道路から命からがら退却している様子が報じられた。
要約するとロシア軍によるドローン攻撃が激化する中、ウクライナ軍は最大の激戦地であるクルスク地域から命からがら退却を余儀なくされている。
英紙テレグラフによると、ウクライナ軍が「死の道」と呼ばれるR200道路を走行中、ドローンに追われる様子を捉えた動画が公開された。
この動画では、ドローンが高速道路上を走るウクライナ兵の車を執拗に追い回し、まるで恐怖映画のような状況が描かれている。
ウクライナ兵たちは、迫り来るドローンに気づき、慌てて車から飛び降りる姿が映し出されているが、逃げる間もなく攻撃を受ける兵士も多い。
R200道路はクルスク州の要衝地スジャからウクライナ国境へとつながる重要な補給路であり、ここ2週間でロシア軍の絶え間ない砲撃により、ウクライナ軍の兵力損失が相次いでいる。
そのため、この道路は「死の道」と呼ばれるようになった。
ロシア軍は、残されたウクライナ兵を孤立させるためにR200道路を包囲しており、逃げるための選択肢が限られている。
さらに、道路にはウクライナ兵の遺体や燃え尽きた車の残骸が散乱しており、退却を困難にしている。
英BBCは、クルスクをかろうじて脱出したウクライナ兵たちの残酷な証言を紹介しており、戦場の過酷さが浮き彫りになっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/368e31a21a1911a4bac18f520e63ffe6732bd730