オペルが小型EV『コルサ』の改良モデルを発表。航続距離は429kmに延長され、価格は据え置き。新色も追加され、利便性とスタイルが向上。
要約するとオペルは、小型電気自動車(EV)『コルサ エレクトリック』の改良モデルの受注を欧州で開始しました。
この新モデルは、バッテリー容量が51kWhに増加し、最高出力は115kW(156hp)を誇ります。
改良により、1回の充電で最大429kmの走行が可能となり、従来モデルに比べて約6%、つまり24kmの航続距離が延長されました。
さらに注目すべきは、この航続距離の向上にもかかわらず、価格が据え置かれている点です。
特別仕様車『コルサ エレクトリック YES』のドイツ国内でのベース価格は、3万2485ユーロ(約527万円、付加価値税込み)から設定されています。
この航続距離の延長により、コルサ エレクトリックの日常利用性は大幅に向上し、コンパクトなボディながら5人乗りのスペースを確保し、排出ガスゼロでの走行を実現しています。
また、このモデルは自動車専門誌『エレクトリカー』の2025年版アワードで「ベスト・イン・クラス・シティ・ビークル」に選ばれており、その評価も高まっています。
新モデルは効率性も向上しており、電力消費量は100km走行あたり14.2kWhに抑えられています。
さらに、100kWのDC急速充電ステーションを利用すれば、30分以内にバッテリーを80%まで充電することが可能です。
デザイン面でもスタイリッシュさが増し、「ユーカリグリーン」「コバルトブルー」「キスレッド」の3種類の新色が追加され、街中での存在感を一層引き立てています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/07c8e803757bf1795525e67146a4512b87f77a64