大学院進学の生涯賃金と初任給の実態

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子どもの大学院進学希望に対し、夫は生涯賃金の観点から反対しています。大学院卒は初任給が高く、学歴が収入に影響することが示されています。

要約すると子どもが大学院進学を希望する中、夫は4年で卒業し働く方が生涯賃金が高いと主張しています。

文部科学省の調査によると、令和6年度の大学進学率は59.1%と過去最高で、大学院進学率は12.6%に達しています。

つまり、大学を卒業する学生の中で8人に1人が大学院に進む計算です。

近年、大学院進学は珍しくなく、学び続けたいというニーズが高まっていますが、進学にはさらなる学費がかかるため、保護者は生涯賃金を心配することもあります。

記事では、「大卒」と「大学院卒」の生涯賃金の違いについて解説します。

株式会社産労総合研究所の調査によると、2024年度の初任給を引き上げた企業は75.6%に達し、これは27年ぶりの高水準です。

初任給の引き上げ理由は人材確保が最も多く、次いで在籍者のベースアップが挙げられています。

学歴別では、大学卒の初任給は22万5457円、大学院卒は修士で24万7702円、博士で25万2089円となっており、大学院卒の初任給は大学卒よりも2万円以上高いことがわかります。

この背景には、大学院での専門知識が即戦力となりやすい点が考えられます。

高学歴が高収入につながる傾向が見られる中、企業によっては学歴よりも実力を重視する場合もありますが、初任給においては高学歴が優位性を持つことが多いようです。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/60916170a388fcfdaa6b53a24e22f9f67994e942

ネットのコメント

大学院進学に関するコメントでは、理系と文系の違いが明確に示されていました。

特に理系の場合、大学院卒が求められる職種が多く、特に大手企業の研究開発職では院卒がほぼ必須とされることが強調されました。

具体的には、旧帝大の工学部出身者が推薦選考で内定を得る確率が高く、院卒が就職活動において有利に働くという意見が多くありました。

一方、文系では院卒が必ずしも有利ではなく、特に人気企業の競争率が高いことから、学部卒でも十分に就職できるという意見もありました。

さらに、院進学による生涯賃金の差についても、職種や勤続年数によって結果が異なるため、一概には言えないという意見が多く寄せられました。

特に、大学院卒で入社した場合、定年までの勤続年数が短くなることが生涯賃金に影響するとの指摘もありました。

進学の判断は、個人のキャリアプランや希望する職業に基づくべきであり、単に生涯賃金を追求するだけでは不十分であるとの意見が多かったです。

また、奨学金の利用や、働きながら再度大学院に戻ることが有意義であるとの意見もありました。

全体として、進学の選択は慎重に考えるべきであり、理系と文系での違いを理解した上での判断が求められるという意見が多くありました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 文系か理系かで全然違う。

  • 理系なら院は無し、文系なら大学による。

  • 大学院卒で入社すると単純に2年間勤続年数が短くなる。

  • 理系であることを前提に書きますが、院から国立に進むことをお勧めします。

  • 文系では院卒必須の求人はほぼないのであまりメリットがない。

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